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投稿日:2023年4月28日
大正時代から愛され続ける隠れた名湯… (岡松温泉)
きくりんさん [入浴日: 2022年4月12日 / 2時間以内]
55.0点
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大正時代から愛され続ける隠れた名湯
近くに田園風景が広がるえびの市岡松地区にひっそりと佇む、大正14年(1925年)に開湯した岡松温泉の共同浴場。平日の午後、利用してみました。
入口は男女別で、男湯は右側です。入浴料200円は、中へと入って脱衣場の壁に設置された透明な料金箱へ。
棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、長いホースで繋がった水蛇口が2つある洗い場。共同浴場なので、石鹸などのアメニティはありません。
左側に4人サイズのタイル張り内湯があり、うっすら黄褐色がかった透明の温泉(分析書なし)が、源泉かけ流しにされています。泉温は不明ですが、加水・加温せず、42℃位で供給。肌がスベスベする浴感です。小さな薄茶色の湯の花も見られます。
湯口の湯を口に含むと、アブラ臭とモール臭が混じったような臭いがして、まろやかな味。たまたま時間帯が良かったのか、しばらく貸切状態でまったりできました。
大正・昭和・平成・令和と受け継がれてきた名泉に入ることができて、組合の方々の努力とご厚意に感謝の気持ちで心までほっこりしました。15人が参考にしています