富山の金太郎!濃厚硫黄+強塩分のヘビー級温泉!
[富山県] 金太郎温泉 カルナの館
今回の温泉探訪記ガイドはこの人
東京生まれ。温泉ソムリエ(マスター)。
交通事故の後遺症のリハビリで湯治を体験し、温泉に目覚める(知床にて、車でヒグマに衝突し頚椎骨折)。現在、総入湯数は1,500以上。
あけましておめでとうございます。2015年ですね。今年も少しマニアな温泉をたくさん紹介していきますので、よろしくお願いします。
さて、新年1発目は、富山県魚津市にある「金太郎温泉 カルナの館」をご紹介します。金太郎と名の付く温泉ですが、あの昔話の金太郎とは関係ないそうですよ(笑)。
魚津市の巨大温泉施設
金太郎温泉は、富山市の中心部から車で50分ほどの距離。魚津市といえば、海のイメージが強いですが、この温泉は田園風景の中にあります。田んぼ道を走っていると、突如敷地面積2万坪、収容人数500人という金太郎温泉の巨大施設が見えてきます。今回訪れたのは、そんな金太郎温泉の日帰り施設「カルナの館」です。もちろん宿泊客でも利用できます。(宿泊者専用の浴場もあるようです)
巨大な内湯
大浴場は男女別で、内湯と露天風呂がそれぞれあります。
内湯は、歩行浴やジェットバス、うたせ湯などなど、浴槽も大小たくさんのお風呂が楽しめます。でも、メインは写真のお風呂「立山連峰パノラマ大浴殿」です!30人は入れそうな巨大な長方形の湯船に、立山連峰をイメージしたという赤や青の大きな岩が堂々と配されています。豪快です!そして異様な雰囲気が、まさに立山連峰そのもののようで、見応えがあります。ちなみどの浴槽も温泉です。
露天風呂はキレイな乳白色のお湯
露天風呂も広々したつくりです。キレイな乳白色のお湯と、内湯同様の巨大な岩たちが印象的です。
気になる泉質ですが、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉[硫化水素型]。湯温73.5度、成分総計16.2グラムで高張性の濃厚なお湯です。しっかりとした硫黄の香りの中にアブラ臭も感じ、つるつる感とキシキシ感のある肌触りで、なんとも重たいお湯でした。濃厚な温泉のため、身体にガツンとくるヘビーな湯浴みを体感できます。しかし、泉質のおかげで、湯上りはずっとポカポカ、お肌ももちもちでプルンプルン!
飲泉もできちゃう!?
露天風呂には源泉の出る蛇口があります。コップが置いてあったので、飲泉してみました。
お味は…強烈な硫黄と塩辛さの目の覚めるような味です。例えるなら、ゆで玉子に塩をいつもの100倍かけた感じ、と言ったらいいでしょうか。飲み過ぎると塩分の過剰摂取になりそうな濃厚さです。
家元、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!
そうなんですねー。
さすが春馬ゆかりさん!!
北陸に行かれるんですね。
金太郎温泉も是非立ち寄ってください!