碧海吟遊 さん
33.5点 / 296件
温泉本体の湯の質にもこだわりますが、それ以外にアクセスや設備が価格にあってるかが気になるタイプ。
温泉ソムリエでシーランド公国伯爵ですが、湯を愛する白湯の銭湯も好きです!
男性 | 51歳 | 大阪 |
指定なし | ||
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なんば界隈もかなりの数の銭湯がスーパー銭湯やサウナに負けて?数をへらしていますがなんばの北東部、18禁の店なども多めの怪しい界隈にあります。
隣があかしサウナという千円の店があり、やはりこの辺りの風呂需要たかいなあとは感じます。あかし湯も常に人の出入りがありました。
外見やドアの雰囲気よりは更衣室は整っていて、ロッカーも新しい形式。建てつけが良いので安心です。
浴室に入るとあまり吹き抜けが良くないせいか、発生源があるのかむせるようなプールの香りが・・・?じきになれましたが、これが実は光明石の自称人工温泉ラドン入りから立ち上ってました・・・oh。消毒してるので安心です!と開き直っていたので軽減することはないでしょう。
ただ、有料のサウナと水風呂は銭湯としてはよいものでサウナは最初寒いのでは?と思ってましたがサウナから見下ろす一般料金ピープルビューは案外悪くありませんし、気がつけばしっかり汗が。いやはや、安上がりなロイヤル感。
水風呂もそれを受けて可愛らしいサイズのライオンが頑張って水を吐くタイプ。冷えもよく臭みもなく浴槽も十分掃除されています。
あちこちのパイプが水垢がつかずキラキラしてるのに真面目な姿勢が見えますね。
あとはもう少し浴室の空気のヌケがよくなればいいなあ、と思う次第です。ファースト塩素アタックがきついので。 -
投稿日:2017年8月16日
ガイドがなければ風呂付の迷路。(ニュージャパン スパプラザ(閉館しました))
碧海吟遊さん [入浴日: 2017年8月16日 / 2時間以内]
11.0点
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11.0点
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22.0点
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11.0点
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22.0点
このサイトのクーポンを持ってしてもスパだけで3千円、という庶民お断りの価格帯に敢えて挑戦してきました。
基本的に誰かにエスコートされて洗体やマッサージと動くのが基本なのか館内に案内がほぼありません。それにもかかわらず順路の指定があるので通路はあるが通行禁止があったりします。例えばロッカールームから浴室にはいけないし、休憩室に行くのは逆順なので1人だけノーガウンになり浮きます。だから、平面的には広くないのに迷います。それだけでなく店員の方にロッカールームへの向かい方を聞いても冷たいです。なぜなら聞く人=安いコースの人だから。
それでも風呂がよければよいのですが、取り敢えずオール温度の違う白湯。13度から42度くらいまで幅広いですが不感温度ジャグジー以外はまあ、銭湯にもありそうです。浴槽のタイルがハゲてたり浴槽の周りのパイプに湯垢が付いているのもメンテナンスの悪さが。あと写真で見えるほど広さはないです。各浴槽は3人はいるとキツイ程度。
そうなるとサウナに期待ですが、暑い、でなくアチッ!となるほどのきっついロウリュをのぞけばまあカバーナとそう変わりません。いや、やたらと案内アナウンスがうるさいトーンで流れるぶん落ち着かないかも。
ドリンクもこのサイトのレポでは特殊なジュースでていましたが、せいぜいゆず茶です。
というわけで、★1評価いたしましたカバーナよりさらに使いづらくラグジュアリー感も感じづらいスパプラザ。コスパベースでは過去最大のハズレ!と申し上げつつ、それ故にカネさえ出せばあれもこれもと総出で相手していただけるのも事実。庶民の手の届かない場所で、ハイソだけでのんびりしたい。そのためならありなんだろうなと思います。 -
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投稿日:2017年8月13日
時間のあるときに利用しましょう(神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部)
碧海吟遊さん [入浴日: 2017年8月12日 / 2時間以内]
22.0点
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22.0点
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44.0点
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33.0点
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0 - 点
今回はハーバーランドに用事があり、余り時間を埋めるため短時間のコースで入浴してきました。
1時間コースは1150円ですが、館内着なし、風呂以外の施設利用無しのなしなしなコースになります。
正直万葉倶楽部、風呂だけの丸裸にされてしまうと結構中身薄いんですよね・・・。さとわき湧玉の湯という名前の温泉を持ってきているようですが、記載のある硫黄臭とかまったく無く、ほとばしる塩素の香りがいたします。
それゆえ、基本線高濃度炭酸泉の天井に少し見える空を見るのがベストな時間の使い方でしょうか・・・。
アメニティこそ馬油をはじめ非常に高級感を感じますが、やはりここは1日かけて全館を味わいつくしてこそです。1時間コースは、おすすめしません。 -
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近くのバス停に阪神の杭瀬、尼崎、阪急の武庫之荘からバスが出ており、行こうと思えば他所からでも案外行きやすい銭湯です。
だいたいの家に家風呂がある昨今、銭湯といえばどうしても昔からの顔なじみだけいく老人会的様相を呈するのですが、ここは明らかに違うのが目を引きます。むしろ子供とその親が目立ちます。
ただまぁその子供の目当ては奥のプールと滑り台なわけです。しかしいつまでもいつまでも滑っているのを見るとえらい執着ぶりだな・・・と思うほどです。そんな時代あったかな。
奥のプール以外にもサウナが遠赤のロイヤルサウナとスチームサウナ、さらにラドンがマイナスイオンと化して空気をアルカリ性にするとか嘘八百の(イオン化する希ガスがあるなら呼んで来い!と)ラドンバスがあります。ラドンバスに流れる徹底した演歌攻めの有線は間違いなくお子様やその親たちには向いていなくて驚きです。
まぁ、お子様だけでなくそこから少し育った学生たちややんちゃなホリの利いた若者たちから銭湯の常連といっていいおじいさんたちまで幅広く安定して客を集めておりここは21世紀を生き延びられるな・・・と安心して思えます。
380円でサウナも入れる、だけでもコスパは並以上でしょう。めちゃくちゃ騒がしいのでゆっくり風呂したい人は行くべきではないにせよ。 -
ごぶごぶで「大阪にあるニューヨーク」というテーマで浜田雅功さんと篠田麻里子さんが訪れました。
まあ、屋根にある銭湯マークをもつ自由の女神、しかも入浴とニューヨークをひっかけてというくっだらね…いやウイットにエッジの効きすぎたネタ建築の銭湯です。でも、国の有形文化財です。それだけでも入浴の価値を感じます。
脱衣室の中は非常に清潔かつ洗練された和風な作りで庭園まであります。もっともロッカーだけはシンプルなものですが。こういうところなら一部分だけでも京都の錦湯みたいな竹かごが採用されたらなあと少し思います。
浴室は案外普通の銭湯ですが、中央に浴槽のある広々とした作り。白湯浴槽にも変な塩素の匂いは少なく、よく湯が回ってます。薬草風呂は布袋に入った夏枯草。あせもにいいそうですが、温度も熱すぎず、落ち付きます。
乾式サウナ、露天風呂、温泉がないので浴室の中にしか興味のない方には残念な銭湯かもしれないのですが、湯に入る前と湯上りを愉しむ銭湯として長く営業してほしいなあ、と思います。
個人的には建物だけで価格以上、薬草風呂でさらにプラス、です。 -
もともと温泉だけで温冷浴ができて非のつけようもない濃さの温泉が掛け流しというだけでも知る範囲でトップ争いの花山温泉ですが、さらに炭酸泉を活かす形で進化していました。
まず、加温側ですが湯を下から入れる形になり、上から見ただけでは追加が感じられなくなりました。炭酸泉は上から落とすとガスが抜けるので前よりシュワ感がついた気がします。もっともシュワ感は濃すぎる溶解成分で潰されますが。
さらに源泉側。岩の上から堆積させつつ掛け流しだったのがパイプを通して空気に当てずダイレクトに下部に送り込むように。
炭酸ガスでの自動噴出温泉であるがゆえ、濃厚さの中にガスが激突する振動が湯口の近くに座ると超音波のようにブルブル来ます。これが本当の炭酸力か。
とにかく湯のパワーアップが激しいので湯あたり注意。短い時間でもかなり疲れやすいです。あと車社会の和歌山だからか、日前宮駅から歩くと夜の道が恐ろしく暗いです。対策必須、自分みたいに怪我しかねません。 -
入之波温泉へのバスの乗り換え場所。
2時間ほど乗り継ぎにかかるので寄ってみました。
ホテルらしく綺麗に整備されており、露天風呂からの湖ビューもなかなか。ただ、温泉か?といわれるとただでさえ個性の薄い単純温泉をろ過して加熱して循環して消毒しているので正直いいますと白湯です。銀イオン殺菌を入れてるぶん塩素は薄いですがそれ以外も無味無臭無色の白湯?です。
そう考えると湯船以外のなんかないとなあ?、となんとなく。冷えた麦茶クーラーがあるのは◯として、それでも700円タオルなしなら価格相応かやや高い、です。ただまあそのぶんガラガラなんでそこはまあよし。 -
投稿日:2017年8月1日
車なき身には到達難易度の高い温泉。(入之波温泉湯元 山鳩湯(しおのはおんせん))
碧海吟遊さん [入浴日: 2017年8月1日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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33.0点
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55.0点
入之波温泉に行けるやまぶきバスは日曜日は休み。そして入之波温泉自体は水曜日、冬場は火曜日も休み。
土曜日だけは大和上市から入之波まで直接バスでいけるけど、それ以外は杉の湯で乗り換え、しかも一時間半以上の待ち。クルマのない身にはなかなかの到達難易度の温泉です。
それだけに山奥の秘湯、静か!かと思うと案外人がいる、というか子供連れが何組も。どうかなあそこまで子供受けの何かあるかなあここ。
温泉についてですが、流石評判通りの析出ぶりと惜しげのない湯の掛け流しぶり。
やまぶきばすの運転手のかたに色がつかなくなって薄くなった!といわれましたが、十分濃いです。鉄分は少なめですが。
浴槽に積もる体積といえば近畿では花山温泉がまず思いつきますが、あちらは炭酸やにがさを出すマグネシウムのイメージに対し、こちらはカルシウム。花山ほど苦くはないです。
温度がちょうど浸かり続けにちょうどいいので時間が経つのを忘れそうですが、賑やかな家族づれに時間を思いださせるのと、帰りの15:50のやまぶきバスをのがすともう奈良の山奥で遭難必至なのが厳しいところ。
あ、その中で時間を割いて頂いた山菜定食、凄く味と歯応えが効いてて美味しかったです。流石、三つ星温泉ソムリエのスギちゃんが最高の温泉宿だぜぇ?というだけあります。
やまぶきバスが廃止にならない限り、距離の割には安く行けるためまたきてもいいなあ、って思います。
ただ、花山温泉とは改めて比べてみたくなかったかな?
あ、スギちゃんで思い出した。この温泉の周り、ぜんぶ杉林です。
花粉症なかたはシーズンを避けてくださいね。 -
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三朝温泉の湯元だけあり、三朝の町を歩く限りは割合容易につくことができます。どちらかというと中心部からは外れています。
建物の周りのスペースは足湯スペースや飲泉スペースなど潤沢ですが、株湯自体はこじんまりとしたつくりの温泉勝負の浴槽1つ。非常にツルツルに仕上がった石造りの浴室は新しく美しく密閉度も高く、成分を分かってる人が作った感がすごくあります。
その中にあるのが長湯が難しい熱い湯ですので、こういう温泉では十二分にかけ湯をしてお湯の温度になれることが必須です。しっかりかけ湯をすればなれる程度の温度です。
ちょっと前までは「体きれいにしとけばいいんだろ」と洗い場で体洗って引っかかっていた熱湯トラップ。温泉ソムリエとして、こんなものにはもうかかりません。
とはいえ、体を覚ます要素は浴室の外の扇風機くらいしかないので(ただ、ここの扇風機は性能が良い)そんなに長い間滞在する施設ではないかもしれません。地元のかたがたが利用する頻度が高い、一般銭湯ですしね。 -
温泉に行かなくても生きて外にいるだけで汗が止まらない季節ですので冷泉(源泉の)で締められる温泉はこの季節、すばらしいと思います。
汐ノ湯温泉や山海空温泉あたりもランクの高い冷泉源泉ですが、それに比べてもダントツに交通の便が良くて行きやすいのが。
塩化泉ですが、塩化カルシウムなので塩気はありません。あと冷たい源泉なのに意外と湯上りに体に熱が残り、湯冷めによる風邪っぴきにならないのがいいのです。
まさに今が旬、です。