きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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函館市内といっても、市街地から車で小一時間。大船町の山間に佇む、公共の宿「ひろめ荘」に併設された日帰り温泉施設。平日の午後、利用してみました。
入浴料400円は、ひろめ荘のフロント前に設置された券売機で。吹き抜けの広いロビーを抜けて、玄関から右手の廊下を奥に歩くと、南かやべ保養センターの玄関に出ます。今はこの玄関は封鎖されており、ここから右手に進んで男女別の大浴場へ。
100円返却式の縦長ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に14人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。右手に、25人サイズのタイル張り内湯があり、うっすら緑褐色透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉(源泉名:函館市ホテルひろめ荘)が、源泉かけ流しにされています。泉温63.8°Cを、41°C位で供給。PH6.9で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むも、無味無臭。右手に、4人分のジャグジー付寝湯もあり、こちらは湯温38°C位でした。
続いて、外の露天風呂へ。石造りの浴槽が2槽あり、いずれも青みがかった白濁の含硫黄ーナトリウムー塩化物泉[硫化水素型](源泉名:函館市南かやべ保養センター)が、源泉かけ流しにされています。泉温68.4°Cを、左側の6人サイズの浴槽で44°C弱位、奥の屋根付8人サイズの浴槽は42°Cで供給。PH6.4ながら、肌がスベスベする浴感です。口に含むと、微弱カン味で硫化水素臭。森を望む景色が、広がっています。この日はお天気もイマイチだったせいか、ほとんど貸切状態でまったりできました。
分析書が1つしか掲示されていなかったので、帰りがけにフロントで尋ねてみると、2種類ともコピーをくれました。泊まると、ひろめ荘と南かやべ保養センターのどちらのお風呂にも入れるので、一度泊まって存分に満喫してみたいです。
〈源泉名:函館市ホテルひろめ荘〉
主な成分: ナトリウムイオン464.0mg、アンモニウムイオン2.0mg、マグネシウムイオン13.5mg、カルシウムイオン96.6mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン0.2mg、フッ素イオン0.7mg、塩素イオン570.5mg、硫化水素イオン0.2mg、硫酸イオン69.0mg、炭酸水素イオン573.6mg、炭酸イオン0.3mg、リン酸イオン0.1mg、メタケイ酸202.1mg、メタホウ酸40.5mg、遊離二酸化炭素176.0mg、遊離硫化水素0.2mg、成分総計2.235g
〈源泉名:函館市南かやべ保養センター〉
主な成分: ナトリウムイオン487.0mg、アンモニウムイオン2.0mg、マグネシウムイオン12.4mg、カルシウムイオン58.9mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.6mg、第一鉄イオン0.1mg、フッ素イオン0.9mg、塩素イオン730.5mg、硫化水素イオン4.6mg、硫酸イオン70.0mg、炭酸水素イオン261.2mg、リン酸イオン0.3mg、メタケイ酸109.5mg、メタホウ酸58.5mg、遊離二酸化炭素168.0mg、遊離硫化水素21.8mg、成分総計2.026g -
国道278号線沿いに佇む、しかべ間歇泉公園の程近くに建つ公衆浴場。当日偶然通りかかって、その素朴な外観に引き寄せられるように、平日の午後に利用して来ました。
入浴料440円は番台で。最初誰も居なかったのですが、チャイムが鳴って左手の母屋から女将さんが出て来ます。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。湯気抜きのある天井を持つ浴室に入ると、左側に4人分のプッシュ式カランと、奥に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、公衆浴場なのでありません。
右側の壁際に、6人サイズのタイル張り内湯が1つ。うっすら茶褐色透明のナトリウムー塩化物泉(源泉名: 鹿部温泉 亀の湯)が、かけ流しにされています。泉温が93.0°Cと高い為、加水して45°C位で供給。PH7.2ながら、肌がスベスベする浴感です。奥にある源泉湯升から注がれる自家源泉は、何と飲泉も可。鉄臭と塩化物臭が混じったような匂いがして、少ししょっぱかった。窓を開けると、源泉槽と森の景色。ずっと貸切状態で、熱めの良泉を満喫しました。
主な成分: ナトリウムイオン1070.0mg、アンモニウムイオン2.0mg、マグネシウムイオン13.6mg、カルシウムイオン101.5mg、アルミニウムイオン0.6mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン0.6mg、フッ素イオン1.6mg、塩素イオン1459.0mg、硫酸イオン427.6mg、炭酸水素イオン340.5mg、メタケイ酸133.2mg、メタホウ酸101.8mg、遊離二酸化炭素72.6mg、成分総計3.816g -
函館市の北東に位置する、鹿部町の海岸近くに湧く鹿部温泉。この温泉地で大正7年に開業した、木造二階建ての温泉旅館。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
入浴料500円は、玄関を入って右側の受付で払います。そのまま少し奥へ進んだら、右へぐるりとUターン。ちょうど受付の裏手へ回り込むように廊下を歩いて、更に進んで行った突き当たりに、男女別の大浴場があります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。窓際に、10人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら緑褐色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名:鹿部温泉 鹿の湯)が、かけ流しにされています。泉温77.5℃を熱交換後加水して、42℃強位で供給。PH6.9ながら、肌がスベスベする浴感。巨石の湯口から注がれ、口に含むと無味ながら、微かに塩化物臭と石膏臭が混じったような匂いがしました。
続いて、湯船の中を通って外の露天風呂へ。6人サイズの岩風呂で、湯温は41°C位。囲われている為、景色は望めません。小ぶりながら、庭園風の造りで風情があります。こちらも終始貸切状態で、まったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン784.0mg、アンモニウムイオン1.8mg、マグネシウムイオン13.0mg、カルシウムイオン90.9mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン0.4mg、フッ素イオン1.5mg、塩素イオン740.0mg、硫酸イオン642.0mg、炭酸水素イオン402.7mg、炭酸イオン0.2mg、メタケイ酸89.8mg、メタホウ酸61.1mg、遊離二酸化炭素74.8mg、成分総計2.961g -
寛文6年(1666年)、一頭の鹿が傷を癒しているところに遭遇したことから、温泉場ができたといわれる鹿部温泉。源泉が30ヶ所以上もあり、それぞれ泉質も異なるのだとか。そんな温泉地の漁港近くに佇む、自家源泉を持つ鉄筋二階建ての温泉旅館。平日のお昼頃、日帰り入浴してみました。
通常日帰り入浴は午後1時からなので、1時間位早めに到着してしまったのですが、女将さんに「いいですよ、どうぞ」と、快く受入れて頂きました。入浴料500円は、玄関を入って右側の受付で。右手に廊下を奥へ進んだ突き当たりに、男女別の大浴場があります。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。なんと、無料の貸しハンドタオルまで用意されています。浴室に入ると、左側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。奥に8人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら緑褐色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名:鹿部温泉 吉の湯1号及び2号の混合泉)が、かけ流しにされています。泉温79.5℃を熱交換後に加水して、43℃位で供給。PH7.4で、やや肌がスベスベする浴感です。消毒ありなのですが、塩素濃度は最低水準に抑えられている為、塩素臭は気になりません。石組みの湯口は、温泉成分で赤茶色に変色。口に含むと、アブラ臭と塩化物臭が混じったような匂いがして、少し塩味。白い綿状の湯の花も、舞っています。窓を開けると、通りと漁港の景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン918.1mg、アンモニウムイオン0.4mg、マグネシウムイオン19.7mg、カルシウムイオン102.0mg、マンガンイオン0.4mg、第一鉄イオン0.2mg、フッ素イオン1.7mg、塩化物イオン1056mg、硫酸イオン494.7mg、炭酸水素イオン460.4mg、炭酸イオン0.9mg、リン酸イオン0.2mg、メタケイ酸64.1mg、メタホウ酸61.8mg、遊離二酸化炭素55.0mg、成分総計3.301g -
投稿日:2017年2月13日
広い浴場でニ源泉かけ流し(カルデラ濁川温泉 ふれあいの里(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2016年9月12日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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0 - 点
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0 - 点
濁川温泉の最も奥の方に佇む、宿泊棟やコテージを併設する日帰り温泉施設。前日に宿泊した、パシフィック温泉ホテル清龍園の姉妹館でもあります。平日の午前中、立ち寄ってみました。
広い駐車場から、池に架かる赤い太鼓橋を渡って行くアプローチ。入浴料500円は、玄関を入って正面の受付で。左手奥に進むと、男湯の青い暖簾が見えます。こちらの施設には、内湯の浴場が二ヶ所と露天風呂も二ヶ所あるのですが、先ずは受付近くの浴場から。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸のみです。窓側に、8人サイズのタイル張り石枠扇形内湯があり、うっすら緑褐色に濁ったナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉[源泉名:濁川温泉(ふれあいの里)]が、源泉かけ流しにされています。泉温44.5°Cを加水・加温せず、41°C位で供給。PH7.2で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、アブラ臭がしてエグい塩味。右手奥にも、サウナ用水風呂やジャグジー浴槽もありますが、無色透明の白湯。サクッと入って、外の露天風呂へ。
東屋風の屋根付20人サイズの岩風呂には、うっすら緑褐色がかった透明のナトリウムー塩化物温泉[源泉名:濁川温泉( 長寿の湯)]が、こちらも源泉かけ流しにされています。泉温59.3°Cを加水・加温せず、40°C位で供給。PH6.8で、やや肌がスベスベする浴感です。囲まれていて景色は望めませんが、巨石を配した庭園風の造り。壁際に、細長いコンクリート造りの浴槽が2つありましたが、いずれもお湯が張られていませんでした。
続いて、この露天風呂から扉を開けてすぐの別棟の浴場へ。右側に、7人分のシャワー付カランがある洗い場。その近くに、6人サイズの六角形檜風呂があり、こちらが一番熱めの湯温43°C位です。また、左手奥の窓側に16人サイズのL字型石造り内湯があり、湯温はぬるめの38°C位。赤茶色の湯の花も、舞っています。壁際に、3人分の寝湯もありました。
この別棟(宿泊棟側)の脱衣場の先に、もう1つの露天風呂(15人サイズの岩風呂)があるのですが、こちらは清掃中とのことでお湯がありませんでした。
平日の朝一の訪問の為か、広々した浴場でかけ流しの湯を満喫しつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。帰りがけに、ロビーに分析書が二種類掲げてあるので、混ぜて使っているのか施設の方に尋ねると、内湯と露天風呂で使い分けているのだとか。カルデラの底から豊富な湯が湧く、濁川温泉らしいダイナミックな湯処でした。
〈源泉名:ふれあいの里〉 湧出量毎分130L(動力揚湯)
主な成分: ナトリウムイオン392.2mg、アンモニウムイオン2.3mg、マグネシウムイオン5.5mg、カルシウムイオン42.9mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン0.3mg、フッ素イオン0.4mg、塩化物イオン334.0mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン15.4mg、炭酸水素イオン635.1mg、炭酸イオン0.8mg、リン酸イオン0.3mg、メタケイ酸157.9mg、メタホウ酸11.4mg、メタ亜ヒ酸0.3mg、遊離二酸化炭素205.8mg、成分総計1.837g
〈源泉名:長寿の湯〉 湧出量毎分110L(動力揚湯)
主な成分: ナトリウムイオン921.1mg、アンモニウムイオン2.5mg、マグネシウムイオン14.3mg、カルシウムイオン48.2mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン0.4mg、フッ素イオン0.1mg、塩化物イオン1296mg、硫化水素イオン0.3mg、チオ硫酸イオン0.2mg、硫酸イオン74.2mg、炭酸水素イオン530.8mg、炭酸イオン0.3mg、メタケイ酸110.4mg、メタホウ酸297.4mg、メタ亜ヒ酸0.3mg、遊離二酸化炭素141.0mg、遊離硫化水素0.4mg、成分総計3.525g -
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投稿日:2017年2月8日
広々してるが日帰りも多い(パシフィック温泉ホテル清龍園(せいりゅうえん))
きくりんさん [入浴日: 2016年9月11日 / 1泊]
44.0点
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44.0点
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44.0点
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44.0点
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33.0点
道南の八雲町、銀婚湯の少し手前に佇む、自然に囲まれた温泉ホテル。日曜日に、一泊二食付で利用してみました。この日は、広縁付8畳和室に宿泊。きれいな部屋で、窓からグラウンドとゴルフ場が望めます。着いて早々に、浴衣に着替えて温泉へ。
玄関から右手に廊下を奥へ進んだ所に、男女別の大浴場があります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。傘型の屋根の浴室に入ると、右側に5人分のシャワー付カランがある洗い場と、浴槽の向こう側にも9人分のシャワー付カランがある洗い場(窓際にも洗い場の痕跡がありますが、カランが撤去)。アメニティは、固形石鹸のみです。中央に石造り内湯が2槽あり、いずれも緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名:上の湯温泉 湯元清龍園)が、源泉かけ流しにされています。泉温98.0°Cを、手前の7人サイズの浴槽は44°C位、奥の14人サイズの方は42°C強位で供給。PH8.4で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、アブラ臭がして旨じょっぱい。
続いて、外の露天風呂へ。広々とした庭園風の造りで、岩風呂が大小3槽あります。右手の東屋風の屋根付20人サイズの浴槽は、湯温42°C強位。巨石を配し、野趣溢れる雰囲気です。この他、内湯そばにある8人サイズの浴槽は、湯温が少しぬるめの40°C位。そして、サウナ小屋手前にも、3人サイズの浴槽があって、湯温はぬるめの38°C位です。日曜日の夕方とあって、日帰り入浴のお客さんもたくさん来られていました。
夕食は、部屋で頂きます。通常は食事処を利用しますが、この日は混んでいたため部屋食へ変更という気遣いが嬉しいです。お品書きは無く、お造り・天婦羅・海鮮酢物・蛍イカの醤油煮が並びます。山菜釜飯と蛤の吸物、茶碗蒸し等が出ましたが、量は少なめでした。
就寝前や翌朝は、日帰りのお客さんもおらず、ほとんど貸切状態でかけ流しの湯を満喫。週末は日帰り利用者が多いので、うまく時間をはずせれば、大きな湯船に浸かってまったりできます。
朝食は、大浴場手前の食事処へ。焼鮭主菜の和定食です。体に優しいメニューながら、気付けば御飯を食べ過ぎてしまいました。旅館のようなもてなしは無いけれど、安い料金で手軽に温泉と料理を楽しめる宿ではないかと思います。
主な成分: ナトリウムイオン2323mg、アンモニウムイオン0.5mg、マグネシウムイオン8.7mg、カルシウムイオン19.1mg、第一鉄イオン0.4mg、フッ素イオン2.0mg、塩素イオン2397mg、硫化水素イオン0.4mg、硫酸イオン1295mg、炭酸水素イオン656.0mg、炭酸イオン84.9mg、メタケイ酸153.3mg、メタホウ酸130.8mg、遊離二酸化炭素4.4mg、成分総計7.200g
※なお、分析書は平成14年の少し古いものだったので参考までに -
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八雲町の森の中にポツンと佇む、個人所有の温泉。オーナーのご厚意により、地元の方々をはじめ、一般にも開放して頂いています。日曜日の午後、利用させてもらいました。
銀婚湯に向かう道道67号線、その約2km手前に唯一の看板があります。そこから、右へ別れる砂利道へ。落部川に架かる黄色い橋を渡って、約800mほど進むと、右側に現われるオレンジ色のカーブミラーが目印。曲がってすぐ、車2台分の駐車場スペースがあります。すぐ脇を流れる小川に架かる木製の橋を渡って、右手に見える青い湯小屋が目的地です。
確か小屋に看板があるはずですが、この時はなぜかありませんでした。サッシ戸を開けると、湯船と脱衣場。手作り感が、全面に出ています。来訪者が記帳するノートが置かれ、ご厚意に感謝して寸志は奥の木箱へ。プラ籠に服を放り込んだら、いよいよ浴室へGO!
一応、固形石鹸はありますが、シャンプー類は空っぽ。常連さんのもののようです。2人サイズの石造り浴槽には、うっすら茶褐色がかった透明の温泉(源泉名:不明)が、源泉かけ流しにされています。湯温は、42°C位で適温。肌がスベスベする浴感です。口に含むと、旨じょっぱい。茶色の湯の花が、大量に舞っています。窓からは、青空と森の景色。大自然に囲まれ、貸切状態でまったりできました。
上がって車に戻ると、駐車場で次のお客さんが待っていました。小さな湯小屋なので、気を遣ってくれたのでしょう。マナーと感謝の気持ちを忘れずに、皆さん利用されているのですね。これからも、温泉好きの方々に開放してもらえるよう願って、次の目的地へ出発しました。
ちなみに、分析書等は無い為、主な成分などはわかりません。ここを選んだ時に見た本によると、泉温46.0°Cの自家源泉で、毎分20L湧出しているそうです。 -
点在する小さな宿がそれぞれ自家源泉を有し、泉質も少しずつ異なる濁川温泉。本当は五色の湯で日帰り入浴したかったのですが、玄関に鍵が掛かっていて電話しても応答無しの為、やむなく断念。帰りがけに田んぼの中に佇む、こちらの旅館にやって来ました。
入浴料300円は、玄関を入って左側の受付で。右手奥に進むと、男女別の大浴場があります。棚だけの脱衣場には、ドライヤーも完備。日曜日の午後ですが、誰もいません。浴室に入ると、強烈なアブラ臭。右側には、2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸とボディソープのみ。この組合せは、神泉館と同じですね。左側に、6人サイズのタイル張り内湯が1つ。緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(源泉名:濁川温泉 中央荘1)が、源泉かけ流しにされています。源泉64.8°Cを加水・加温せずに、42°C位で供給。PH7.4で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むとアブラ臭がして、ちょっぴり酸味。床や浴槽のタイルは、温泉成分により赤茶色に変色。窓を開けると源泉筒があり、新鮮な湯が近くから届いていることを実感できます。その先には、田んぼとビニールハウス、山々の景色。こちらも貸切状態で、まったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン527.4mg、アンモニウムイオン7.7mg、マグネシウムイオン11.1mg、カルシウムイオン76.4mg、マンガンイオン0.4mg、第一鉄イオン1.3mg、塩化物イオン534.7mg、硫化水素イオン0.2mg、硫酸イオン8.0mg、炭酸水素イオン737.5mg、炭酸イオン1.4mg、リン酸イオン0.4mg、メタケイ酸116.7mg、メタホウ酸64.8mg、遊離二酸化炭素48.8mg、成分総計2.165g -
カルデラ盆地に湧く濁川温泉の中心地に建つ、平成元年に開業した木造平屋建ての温泉旅館。日曜日の午後、日帰り入浴して来ました。
敷地の手前には古びた建物が建っていますが、旧館でしょうか?この奥に、広い駐車場と新しい建物があります。入浴料400円は、玄関を入って右側の受付で。奥に進んだ廊下の左側に、男女別の大浴場があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、強烈なアブラ臭が脳を刺激します。右側には、6人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸とボディソープのみです。
左側にタイル張り内湯が2槽あり、どちらも緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉(源泉名: 濁川温泉 天湯)が、源泉かけ流しにされています。というか、気持ちいい位のオーバーフロー。泉温46.1°Cを加水・加温せず、手前の6人サイズの円形浴槽で42°C位、奥の8人サイズの浴槽で41°C位で供給。PH6.4で、少しキシキシするような浴感です。アブラ臭と金気臭が混じったような匂いがし、口に含むと酸味と少し塩味。赤茶色の湯の花も、舞っています。
外に出ると露天風呂もあるのですが、お湯が張られておらず残念。とはいえ、貸切状態でこの個性ある湯をしっかり満喫できました。次回は、やっぱりトド寝かなぁ。
主な成分: ナトリウムイオン405.7mg、アンモニウムイオン4.3mg、マグネシウムイオン35.2mg、カルシウムイオン63.0mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン4.7mg、フッ素イオン0.4mg、塩素イオン563.8mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン8.4mg、炭酸水素イオン524.9mg、リン酸イオン0.7mg、メタケイ酸162.3mg、メタホウ酸46.9mg、遊離二酸化炭素0.3mg、成分総計2.458g
※なお、分析書は平成12年のもので、少し古い為参考までに -
濁川温泉では最も手前の方に位置する、森の中に佇む日帰り温泉施設。元湯と名の付くようにその歴史は古く、かつて間宮林蔵も訪れたのだとか。日曜日の午後、利用してみました。
入浴料は、玄関を入って右側の受付で。通常は500円ですが、JAFの会員証提示で100円割引になります。奥に進むと、男女別の大浴場。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、1回50円の有料ドライヤーがあります。湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、右側に12人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、ボディソープのみです。左側に、タイル張り木枠内湯が3分割され、いずれも少し茶褐色に濁ったナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物泉(源泉名:濁川温泉 神泉館6号・7号 混合泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温49.4℃を加水・加温せず、奥の5人サイズの浴槽が45℃位、真ん中の7人サイズの浴槽で43℃位、手前の4人サイズの浴槽は41℃位で供給。PH6.7で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、アブラ臭がして円やかな味。小さな白い湯の花も浮いています。
続いて、外の露天風呂へ。屋根付5人サイズの石造り浴槽があり、湯温は41℃位。赤茶色の湯の花が舞っています。囲まれていて、景色が見えないのは残念。でも、午後の早めの時間だった為か、数人しかお客さんが居らず、源泉かけ流しの湯を十分満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン392.3mg、アンモニウムイオン6.6mg、マグネシウムイオン84.3mg、カルシウムイオン92.6mg、マンガンイオン0.6mg、第一鉄イオン1.9mg、フッ素イオン0.2mg、塩素イオン332.9mg、リン酸イオン0.4mg、硫酸イオン34.4mg、炭酸水素イオン1274mg、炭酸イオン0.5mg、メタケイ酸201.8mg、メタホウ酸30.5mg、遊離二酸化炭素266.4mg、成分総計2.754g
※なお、分析書は平成16年のもので、少し古い為参考までに