きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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慶長元年に開業した、川渡温泉の老舗宿。お盆期間中の午後、およそ3年ぶりに日帰り入浴して来ました。本館は、昭和9年築の木造2階建て。趣ある玄関は、最近では珍しくなった土間です。左右の両側、床への上がり口にあるチャイムを鳴らすと、宿の人が出てきます。入浴料は300円。今年の3月まで200円だったのですが、4月から値上げしたようです。
玄関から右へと板張りの廊下を進み、懐かしい売店の前を通って、UFOキャッチャーの角を左折。階段を下りて、大浴場「真癒の湯」へ。棚だけのシンプルな脱衣場。浴室に入ると、5人分のカランがある洗い場。シャンプーやボディソープはありません。14人サイズのコンクリート造りタイル枠内湯には、緑褐色の含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉[源泉名: 真癒の湯(高温)・真癒の湯冷泉A・真癒の湯冷泉Bの混合泉]が、かけ流しにされています。源泉47.6℃を、湯温41℃位で供給。PH7.5ながら、肌がツルツルする浴感です。口に含むと、硫化水素臭。灰色の湯の花も、舞っています。窓の外には森。先客が上がった後、貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン196.1mg、硫酸イオン150.3mg、炭酸水素イオン461.1mg、メタケイ酸156.8mg、成分総計762.8mg -
投稿日:2014年10月30日
眺めが良かった(大江戸温泉物語 鳴子温泉 ますや(旧 鳴子温泉 四季の宿 ますや))
きくりんさん [入浴日: 2012年4月2日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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0 - 点
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0 - 点
鳴子温泉の高台に佇む、昭和29年に開業した鉄筋8階建ての大型旅館。以前、土曜日の午後に日帰り入浴しました。
鳴子温泉郷湯めぐりチケットのシールを3枚(通常700円)をフロントで渡し、エレベーターで最上階の展望大浴場「天馬」へ。石造りの内湯には、うっすら白濁の含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉が満ちています。PH8.4ながら、さらりとした浴感。窓越しに、鳴子の街や遠く山々を望めます(近くのホテルから、こちらも丸見えですが)。
続いて、外の露天風呂へ。柵が張り巡らされ、湯に浸かると景色は見えません。ずっと貸切状態で満喫できました。こちらの宿でも、宿泊者には「滝の湯」の入浴券をもらえるとのこと。きれいな宿なので、泊まって湯めぐりもいいですね。 -
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元和年間に開業した、鳴子温泉屈指の風格ある老舗旅館。以前、日曜日の午後に日帰り入浴しました。
鳴子温泉駅から滝の湯に向かう途中、坂の右手に佇む鉄筋11階建てのこちらの建物を、目にされた方も多いはす。3階の大浴場「源蔵の湯」(女湯は「静香の湯」)では、広々とした御影石造りの内湯で、緑がかった乳白色の含硫黄ーナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉を堪能。加水・循環ありながら、ほんのり玉子臭。檜造りの露天風呂もあり、良泉をまったり楽しめました。 -
羽後街道沿い、轟温泉の向かいに建つ日帰り温泉施設。古くから目の病に効く温泉として親しまれた「目の湯旅館」が前身で、その後廃業した旅館を平成12年に日帰り温泉としてリニューアルオープンさせたのだとか。木材をふんだんに使った、山小屋風の外観です。お盆期間の午前中、寄ってみました。
入浴料500円は受付で。板張りの廊下を進むと、すぐ左側に男女別の浴室があります。棚と鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場。ドライヤーはありません。狭めの洗い場には、3人分のシャワー付カラン。シャンプー・ボディソープは完備。6人サイズのタイル張り内湯には、無色透明の単純温泉(源泉名:目の湯動力泉)が、かけ流しにされています。源泉64.9℃を、加水せず43℃位で供給。PH8.0で、肌がツルツルする浴感です。
続いて、外の露天風呂へ。石段を下りたところに、4人サイズの岩風呂があります。湯温は42℃位。口に含むも、無味無臭。竹垣で囲まれている為、景色は見えません。ほとんど貸切状態で、のんびりできました。
主な成分: ナトリウムイオン156.3mg、塩素イオン210.3mg、硫酸イオン51.6mg、炭酸水素イオン79.2mg、メタケイ酸261.0mg、成分総計693.9mg -
鬼首間欠泉の近くに佇む、吹上温泉の昭和15年に開業した一軒宿。お盆期間の午前中、日帰り入浴してみました。
「露天風呂にアブが沢山いますが、いいですか?」と聞かれ、ホントは嫌なのですが、次はいつ来られるかわからないので渋々OK。浴室では撮影禁止なので、カメラや携帯電話は入口で宿の人に預けます。入浴料は500円。玄関から左に廊下を進むと、男女別の浴室があります。棚だけのシンプルな脱衣場。6人サイズの石造り内湯には、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:吹上の湯・吹上第二源泉の混合泉)が、かけ流しにされています。源泉82.6℃を、加水せず41℃位に。PH8.5で、肌がスベスベする浴感です。
続いて、ガラス越しに見える混浴の「大露天風呂」へ。アブが飛び回っているのも、よく見えます。20人サイズの石造り浴槽に向け、タオルを振り回しながらダッシュ。お湯に浸かっても、頭の周りをグルグルと旋回。たまらず、洞窟風呂に一時避難します。でも、ちょっと浅い。湯温は40℃位で、茶色い湯の花も舞っています。意を決して、湯滝の落ちる「仙人風呂」に向け、更に猛ダッシュ。流れ落ちる滝が温泉という、30人サイズのワイルドな露天風呂。湯温が下がる時期は入浴に適さないので、入れるのは5~10月ぐらいまでなのだとか。この日は、湯温37℃位。やはりアブの襲来が凄いですが、タオルを被って頭から滝を浴びるようにすれば大丈夫。滝壷は意外に深く、160cm位ありました。右側に、4人サイズの岩風呂スペース。こちらは、ホースで熱い湯が引き込まれ、湯温は42℃位あり温まれます。女性は湯浴み着やタオル巻きOKなので、一度はチャレンジしてみてもいいのでは。
主な成分: ナトリウムイオン174.0mg、塩素イオン192.5mg、硫酸イオン68.7mg、炭酸イオン57.4mg、メタケイ酸199.4mg、溶存物質737.7mg -
鳴子温泉神社の御神湯として千年の歴史を持つ、鳴子温泉のシンボル的な共同浴場。およそ2年半ぶりに、また訪問しました。
隣のゆさや旅館に泊まったので、入浴券をもらい入湯(通常150円)。最終受付の21:30ちょっと前なので、当日最後のお客さんです。総ヒバ造りの風情ある浴室。木造りの内湯が2つあり、手前に8人サイズの浴槽。分析表では、酸性の含硫黄ーナトリウム・アルミニウム・カルシウム・含鉄(Ⅱ)ー硫酸塩泉(硫化水素型)が、かけ流しにされています。うっすら青みがかった白濁で、硫黄とともに仄かな金気臭。湯小屋の裏手にある源泉井戸から引かれ、ザコザコと木の樋から湯が注がれています。源泉46.2℃ですが、浴槽内で湯温43℃強位。PH2.8ながら、肌がツルツルする浴感です。口に含むと、すっぱいレモン味。奥の浴槽は3人サイズで、2本の木の樋が打たせ湯になっています。湯温は、ぬるめで40℃位。就寝前に、まったり湯浴みを楽しめました。
翌朝も7:30オープンですが、一番風呂を狙って早めに宿を出ます。ところが最初のお客さんは、45分前に軽トラで前に乗り付けた、地元のおじいちゃんでした。お盆期間中で並ぶ人が増え、10分前に開場。朝一のフレッシュな湯を満喫しました。驚くことに、前回同様30分も経つと、ほとんど貸切状態。ゆさや旅館に泊まって、寝る前と起きてから滝の湯に入るというパターンが、私のお気に入りです。
源泉名: 町有下地獄混合源泉・温泉神社硫黄泉の混合泉
主な成分: ナトリウムイオン105.1mg、カルシウムイオン50.2mg、アルミニウムイオン34.2mg、鉄(Ⅱ)イオン24.2mg、硫酸水素イオン56.3mg、硫酸イオン522.8mg、メタケイ酸136.4mg -
共同浴場「滝の湯」の隣に建つ、寛永9年(1632年)創業した鳴子温泉の老舗旅館。およそ2年半ぶりに、一泊二食付きで利用して来ました。
入母屋造り瓦葺き屋根、木造二階建ての本館は、国の登録有形文化財に指定されています。以前は2階の「霧」の間に宿泊しましたが、今回は2階一番奥の客室「月」の間。7畳半の和室と洋間がくっついた珍しい間取りです。
早速予約した貸切露天風呂「茜の湯」へ。宿の向かい側の駐車場を抜けて、坂を上りきった所に建つ湯小屋へ。6人サイズのタイル張り木枠浴槽には、うっすら緑がかった透明の含硫黄ーナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名:山道新1・2・3・4号泉の混合泉)が、かけ流しにされています。源泉85.5℃を、湯温41℃位で供給。PH7.4ながら、肌がツルツルする浴感です。玉子臭がして、口に含むとまろやかな味。30分限定ですが、静寂に包まれまったりできました。
夕食は部屋で。御膳で運ばれお品書きは無く、仲居さんが一品づつ説明してくれます。月替わりの山里料理に、今回はすっぽん鍋をプラス。いい出汁が出て、美味でした。
翌朝、まず内湯「うなぎ湯(小)」へ。3人サイズのタイル張り石枠浴槽には、微かに緑がかった透明の含硫黄ーナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名:新うなぎ湯3号・山道新1・2・3・4号の混合泉)がかけ流し。源泉90.2℃を、40℃位で供給。仄かな硫黄臭がして、PH8.2の肌がスベスベする湯です。うなぎ湯は、カルシウム分が多くスケールで間欠し易い為、PH6.8の山道源泉との混合により、ヌルヌル感が低下しているのだとか。
朝食も、部屋で頂きます。大きな麩の入った味噌汁等、体に優しいメニューでした。
食後は、内湯「うなぎ湯(大)」へ。8人サイズのタイル張り石枠浴槽で、湯温は42℃位。灰色の小さな湯の花も見られます。もう1つは、2人サイズの石造り木枠五角形浴槽。湯の花沢山舞い、湯温は41℃位。チェックアウト時間のギリギリまで、まったり湯浴みできました。隣の滝の湯の入浴券ももらえるので、硫黄泉を満喫できますよ。
〈山道新1・2・3・4号泉の混合泉〉
主な成分: ナトリウム392.4mg、塩素196.8mg、硫酸498.9mg、炭酸水素244.2mg、メタケイ酸179.7mg、成分総計1.6634g
〈新うなぎ湯3号・山道新1・2・3・4号の混合泉〉
主な成分: ナトリウム538.6mg、塩素196.7mg、硫酸668.8mg、炭酸水素196.8mg、炭酸90.0mg、成分総計2.0771g -
国道398号線沿いにある駐車場から、山道を歩いてたどり着く山間の一軒宿。お盆期間中の夕方、日帰り入浴してみました。
ここ湯浜温泉は幕末の頃、熊狩りのマタギにより発見された温泉。昭和50年頃までは、温湯温泉から歩いて4時間もかかっていたのだとか。今は、駐車場から徒歩約10分。途中に大きな滝があったり、湯気が立ち上ぼり硫黄臭がしている等、ちょっとしたトレッキング気分が味わえます。
入浴料は500円。玄関から右手に進むと、すぐに男女別の浴室があります。少し狭めの脱衣場。洗い場には、カランが1人分です。4人サイズの木造り内湯から、無色透明の単純温泉(源泉名:湯浜1号泉)がサラサラとオーバーフロー。源泉97.3℃を、加水して40℃位にしています。「お客さんの好みで加水して」と掲示。PH8.8で、柔らかく肌に優しい浴感です。口に含むと、石膏臭がしてまろやかな味。茶色い湯の花が、沢山舞っています。窓の外は、山の斜面。ずっと貸切状態で、楽しめました。川沿いの滝近くに、露天風呂があります。聞けば、宿の所有だとか。帰りがけに寄ってみると、お湯が張られてなく残念。ワイルドな露天風呂なので、いつか入ってみたいです。
主な成分:ナトリウムイオン197.0mg、塩素イオン205.2mg、炭酸イオン29.8mg、メタケイ酸111.1mg、成分総計719.6mg -
秋田自動車道の北上西IC.から車で約10分。水神温泉に佇む、鄙びた外観の宿。お盆休み中の午後、日帰り入浴して来ました。
駐車場に車は無く、やっているのか不安になりつつ入口へ。すぐ宿の方が出て来られ、入浴料350円を払います。玄関からすぐ右の廊下を奥へ歩くと、いきなりコンクリート打ちっぱなしのモダンな新館。壁に飾られた、大きな滝の絵画に驚きます。ほどなく大浴場「大湯」へ。
脱衣場もコンクリート打ちっぱなしの造りで、鍵付きロッカーはありません。浴室に入ると、洗い場には6人分のカラン。10人サイズの石造り内湯には、無色透明の単純温泉(源泉名:水神温泉 3号井)が満ちています。源泉44.6℃を、加水なしで42℃位に調整(なぜか加温ありの表記)。PH5.0ながら、肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありながら、塩素臭はありません。口に含むも無味無臭。超音波気泡浴のジャグジーの勢いがハンパなく、体が流されます。窓の外には、壁で囲まれた日本庭園。ずっと貸切状態で、のんびりできました。
主な成分: ナトリウムイオン147.3mg、炭酸水素イオン412.3mg、メタケイ酸188.6mg、成分総計0.8197g -
北上の奥座敷と言われる、水神温泉の和風宿。お盆休み中の午後、日帰り入浴してみました。金ヶ崎の千貫石温泉にも、全く同じ名前の宿がありますが、そちらとは姉妹館になるのだとか。
入浴料は、格安の200円。玄関から廊下を真っ直ぐ奥に進み、自販機や流し台のある角を左折。別棟に入ったら、右折して男女別の大浴場へ。籠と棚だけのシンプルな脱衣場。一面ガラス窓の広い浴室で、洗い場には固形石鹸だけ置かれています。14人サイズの石造り内湯には、うっすら褐色の単純温泉(源泉名:水神温泉 3号井)がかけ流し。源泉44.6℃を、加水なしで湯温41℃位に調整。PH7.5ながら、肌がツルツルする浴感です。炭酸水素412.3mg、メタケイ酸188.6mgを含む影響でしょうか。成分総計は0.8197g。茶色い湯の花も、沢山舞っています。口に含むと、鉄臭がしてまろやかな味。窓の外に、畑と森が見えます。ほとんど貸切状態で、まったりできました。