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国道398号線沿いにある駐車場から、山道を歩いてたどり着く山間の一軒宿。お盆期間中の夕方、日帰り入浴してみました。
ここ湯浜温泉は幕末の頃、熊狩りのマタギにより発見された温泉。昭和50年頃までは、温湯温泉から歩いて4時間もかかっていたのだとか。今は、駐車場から徒歩約10分。途中に大きな滝があったり、湯気が立ち上ぼり硫黄臭がしている等、ちょっとしたトレッキング気分が味わえます。
入浴料は500円。玄関から右手に進むと、すぐに男女別の浴室があります。少し狭めの脱衣場。洗い場には、カランが1人分です。4人サイズの木造り内湯から、無色透明の単純温泉(源泉名:湯浜1号泉)がサラサラとオーバーフロー。源泉97.3℃を、加水して40℃位にしています。「お客さんの好みで加水して」と掲示。PH8.8で、柔らかく肌に優しい浴感です。口に含むと、石膏臭がしてまろやかな味。茶色い湯の花が、沢山舞っています。窓の外は、山の斜面。ずっと貸切状態で、楽しめました。川沿いの滝近くに、露天風呂があります。聞けば、宿の所有だとか。帰りがけに寄ってみると、お湯が張られてなく残念。ワイルドな露天風呂なので、いつか入ってみたいです。
主な成分:ナトリウムイオン197.0mg、塩素イオン205.2mg、炭酸イオン29.8mg、メタケイ酸111.1mg、成分総計719.6mg13人が参考にしています