鸚鵡鮟鱇 さん
32.5点 / 11152件
5点-誰にも教えたくない
4点-安心してお勧めできる
3点-普通だけど飛びぬけた売りがある
2点-普通の温泉or良好な白湯
1点-がんばろうor普通の白湯
白湯は2点,1点のみ
4点5点はかけ流しのあるところのみ
男性 | 58歳 | 大阪 |
指定なし | ||
指定なし |
- 並び順
-
口コミ最新投稿順 |
-
国道169号線沿いにある道の駅おくとろの中の温浴施設です。宿泊もできるようになっている村営の施設です。和歌山県の北山村と言えば、村ごと飛び地にあるところとして記憶されているところかもしれません。かなりの山の中です。
お風呂は内湯が41℃の主浴槽が目立ちます。消毒臭弱めでさっぱりとした印象の湯です。入り口側には飲泉と源泉風呂。こちらは小さな壺湯となっていまして、水風呂代わりの利用です。露天には岩風呂がありまして、こちらは加温湯で39℃と内湯主浴槽よりも温度は低めでした。そして大きな壺湯はじゃばら源泉風呂です。こちらも水風呂状態で、北山村特産のじゃばらが浮かんでいます。以前訪問した時はこちらは温浴槽にじゃばらが入っている感じでしたので、このあたりが違いかも。源泉ですが泉質はアルカリ性の単純硫黄泉。pH9.4、29.2℃、0.609g/kg、194L/minとなっています。浴槽内ではいずれの源泉浴槽もしっかりとした硫黄臭とつるつる感が感じられます。とても質の高い源泉浴槽でした。温浴槽は硫黄臭は特になく、とはいえぼちぼち快適ではあります。ただし、季節的に気温が許せば源泉メインで楽しむくらい頑張りたいところですな。個性的な湯かと思いますし。 -
施設外観
-
国道311号線の小川口交差点から北山川沿いに下っていきます。瀞流荘を越えてしばらく行くと、左に入る案内看板があるので従っていきますと、1kmほどでゴールです。紀伊半島最深部に近いところにある温泉です。
しばらくぶりに行ったのですが、改装を受けてかなり変わっていました。小川を挟んで反対に移ったようです。木の香りがまだ感じられる新しい建物です。落ち着きますね。
内湯は窓側に浴槽が1つ。ちょっと大きくなったような気がします。アメニティはWindhillの2点セットです。露天は手前側が従来の露天と同様のやや浅めの浴槽です。御影石を組んで浴槽にしています。以前の建物から石を持ってきているような気がします。他には寝浴・半身浴の浴槽と深さ96cmの立浴の浴槽です。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で45.7℃、1.39g/kg、pH8.0となっています。かけ流しで使用されていまして、分析表によれば塩素消毒あり。まあ臭いは感じられませんが。いずれの浴槽も42℃くらいで、若干の硫黄臭あり。つるつる感もしています。茶色の湯の華も舞っていまして、以前の湯のよさは継続していると思います。
かなり山の中にあるお風呂ですが、相当に人気が出てきたとかで、ゴールデンウイーク中は1日で1000人を超すお客さんが来たとか。芋の子洗うような感じでしょうね。営業時間は12時間ですから、単純に1分に1人以上が来ているわけですし、大変なものでしょう。道中のアクセスも、道路が拡張されていまして奥瀞からも宮井大橋からも以前のような厳しさはなくなってきているように感じました。ひなびた感じはなくなりましたが、湯は相変わらず好印象でしたね。 -
施設外観
-
投稿日:2017年8月30日
析出物がすごい(入之波温泉湯元 山鳩湯(しおのはおんせん))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2017年6月26日 / 5時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
吉野町から国道169号線を熊野の方に進んでいきます。川上村の中心部を過ぎてしばらく行くと、ダムの方にそれる道があり、そちらに入ります。ここから5kmほど進んでいくと入之波の集落があり、その奥にある湯宿です。ダム湖に面していまして、階段を折りて玄関、そこからまた下りて休憩室、さらに下りると浴室という感じです。
ここは恐らくは奈良県随一の湯かと思います。ナトリウム-炭酸水素塩泉で39.6℃、4.907g/kgというスペックです。内湯は大浴槽で38℃、露天風呂は小さくて37℃ほどです。不感入浴でじっくりと入ることができます。カルシウム分で茶色く濁っていまして、透明度は15cmほど。鰹節系の香りがちょっとしています。かけ流しで供されていまして、湯口は内湯のみ。ここから露天風呂に流れていって、露天浴槽からあふれた湯はダム湖へ流れ落ちていきます。もともと木の浴槽だと思いますが、厚さ5cmほどのカルシウム分の析出物でコーティングされていまして、これが見事というより他なしです。和歌山の花山温泉に似た浴槽です。ただし、見た目の割には濃度は意外に薄く、ゆえに長湯してもダメージが少ないというのはうれしいところ。じっくりと時間を作って楽しんでもらいたいところです。アメニティはPHOENIXの2点セットでした。 -
-
施設外観
-
国道369号線のトンネルのすぐ北側の交差点を東に入り、急な坂道を登っていったところにあります。斜面に立地していまして、眺めはまずまず。ただし、お風呂からは見えません。
宿泊関係は本館ですが、お風呂は別館になります。こちら、駐車場からの入り口は地下2階。そこから上がって地下1階がお風呂です。地下一階ですが眺めはいいという不思議。
お風呂は内湯のみ。アメニティはアフロディエスの2点セットです。白湯のバイブラバスが42℃くらい。温泉の主浴槽は41℃くらいです。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で1.317g/kg。しっかりとつるつる感が感じられる個性的な湯でした。塩素臭は弱目。専用の回収口にオーバーフローしていまして、ごみ類の滞留も見られません。循環していると思いますが、湯のコンディションはいい感じでした。さっぱりとした浴後感も重曹系ならではかと思います。
公共施設的なところではあるのですが、温泉自体はなかなか良好でお勧めです。食事処もおいしいですし、12畳ほどの畳敷きの休憩所でごろ寝も可能。付近の観光のついでとかに入っていくといいかもしれませんね。 -
施設外観
-
施設外観
-
近鉄の河内天美駅を西に出まして、北に進んでいきます。踏切のところで突き当たりますので、そこを左右で住宅街に入っていったところにある銭湯さんです。白色の2階建てで松の木をはじめとした植栽が印象的。ランドリーを併設しています。煙突はやや太目でした。
番台式で脱衣所は普通サイズ。ドリンク冷蔵庫、アイスの冷凍庫があります。退役した船のでしょうか、操舵室の舵が飾ってあったのが印象的でした。
浴室はややうらぶれた雰囲気があります。ちょっと水蒸気でもやが出ていました。深風呂は40℃くらい。浅風呂、座浴ジェット、寝風呂、電気風呂がセットになっています。38℃くらいで消毒臭は普通レベル。水風呂はたまりになっていまして、かなりぬるいです。新しい水が投入されている形式の方がいいよなぁと。奥にはスチームサウナと露天風呂もあるのですが、いずれも停止あるいは休止されていました。
ちょっと寂しい感じがしているところで、まぁ湯はぼちぼちかと思いますが、盛り上げが欲しいですな、前面はなかなかに立派なところでしたし、下駄札が新しくなっていたりするので、少しずつ手が入っているのかもしれません。是非ともぼちぼちのんびりと続けていってもらいたいですな。