organic さん
43.8点 / 614件
数年前から温泉の魅力に惹かれて、休日は温泉巡りを楽しんでいます。泉質最重視派ですが、それ以上に気軽に行けて日ごろの疲れを癒せるような温泉を求めています。
男性 | 58歳 | 神奈川 |
指定なし | ||
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口コミ最新投稿順 |
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中山平温泉にある高齢者用施設で、山荘と言う名は付いていますがかなり大きな旅館でした。鳴子温泉郷では珍しく、日帰り入浴客用の券売機が設置されていました。浴室は内湯のみですが比較的広く、6ヵ所のシャワー付き洗い場と四角い大きな浴槽がありました。無色透明のお湯に入ってまず感じたことは、中山平温泉特有の強烈なツルツル感、いやむしろヌルヌル感と言った方が適切かもしれません。湯温は適温で、わずかではありますが硫黄臭も感じられました。これだけの大きな浴槽なので止むを得ないかもしれませんが、加水+循環が残念でした。もし、この源泉を冷ましながら掛け流しで入ることができたら、おそらく文句無しの満点評価になったことでしょう。
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投稿日:2013年9月28日
ひょうたん風呂の評価(湯守の宿 三之亟)
organicさん [入浴日: 2013年9月12日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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0 - 点
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0 - 点
赤倉温泉の歴史ある宿で、日本秘湯を守る会の会員宿でもあります。ここは手掘りの岩風呂が有名でそれを期待して立ち寄りましたが、あいにくこの日は女湯となっており、男湯は規模が小さい「ひょうたん風呂」でした。3人用の洗い場と、その名の通りひょうたん型をした小さな内湯浴槽があるのみでしたが、無色透明のナトリウム・カルシウム硫酸水素塩泉が大量に掛け流されていました。ここは源泉温度が高いため井戸水を加水していることもあり湯温は40℃弱と温めで、少量を口に含んでみると非常にマイルドで飲みやすい味でした。入浴感は上々でしたが、やはり次は是非岩風呂に入ってみたいと思いました。
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国道47号線脇にある農業従事者用の大型宿泊施設ですが、広く一般立寄り入浴客も受け入れてもらえます。建物は増築を繰り返したのかとても入り組んでおり、中の雰囲気は旅館と言うよりはレトロな学校の校舎のようでした。泉質が異なる複数の浴室がありますが、各々男女時間制のため、今回は男女別の大浴場「ひのきの湯」に入浴しました。この「ひのきの湯」は比較的最近改装されたようで、建物とは裏腹に近代的で複数のシャワー付きの洗い場も完備されていました。浴槽は10人以上が入れる大きなもので、そこに白濁した硫黄泉が掛け流され、浴室にも硫黄臭が充満していました。この源泉は液性こそほぼ中性ですが、硫黄以外の成分も豊富で、ナトリウム、カルシウム、硫酸塩及び炭酸水素塩の濃度が濃く、十分に存在感がある泉質です。これだけでも十分高評価ですが、何度か訪れて是非他の源泉にも入浴してみたいと思いました。
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鳴子温泉駅のすぐ近くにある小奇麗な旅館で、今回立寄り入浴をお願いしたところ、とても感じ良く受け入れて頂きました。案内された浴室は、洗い場が3人分と5~6人用の内湯浴槽のみのシンプルなものでした。事前に分析表を確認しておいたところ、弱酸性でナトリウム硫酸塩・塩化物泉、7mg/kgの遊離硫化水素を含有するということで期待が高まりました。しかし、実際に入浴してみると、無色透明のお湯から硫黄臭は全く感じられませんでした。確かに湯温は適温で入浴感は決して悪くはありませんでしたが、分析表との大きなギャップを感じてしまいました。その原因は何でしょうか?源泉温度が高いため加水しているのか、あるいは分析日から30年以上が経過しているため泉質が変化したのでしょうか?但し、この大正館は食事ともてなしの心を大切にしているようですので、宿泊してみると評価が大きく変わる可能性はあると思います。
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東鳴子温泉にあるレトロな旅館で、湯治場風の雰囲気です。最初に案内されたのは男性専用の内湯で、ここには東鳴子の共同源泉が引かれていました。浴槽の色の影響もありお湯は透き通ったワイン色のようにも見え、何とも美しい色彩でした。但し、御主人が阪神タイガーズファンのようで椅子や洗面器がすべてトラ柄で、正直言ってそのコントラストは不気味な感じがしました(笑)。お湯はかなり熱めで独特な芳香が感じられましたが、突出しているレベルではありませんでした。試に、すぐ隣にある混浴の浴場に行ってみると、雰囲気はガラッと変わってこちらは完全な湯治場風でした。浴室内は2つに仕切られ、左側が炭酸泉、右側が鉄鉱泉となっています。炭酸泉は37~38℃の湯温で表面に泡がプチプチと弾けアブラ臭と共に極上の浴感でした。一方の鉄鉱泉も適温に加温され、こちらも芳香でした。これらを交互に繰り返し入浴することで、正に湯治の意味を成し得るのでしょう。ちなみに男湯に入っていた時に、浴室のすぐ脇を電車が通り過ぎ、それは何とも微笑ましい光景でした。混浴浴場には是非一度入浴してみる価値はあると思います。
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川渡温泉に存在する小さな旅館で、アットホームな感じがしました。入浴客用の貴重品ロッカーもあり、広く立寄り客も受け入れているようです。男女交代制で2種類の源泉が掛け流されているようで、単純硫黄泉の「不動の湯」と含硫黄ナトリウム炭酸水素泉の「越後の湯」があり、この日は「越後の湯」が男湯でした。浴室はそれ程広くはありませんが、割と最近改装されたのか新しく、大きな窓があり採光が良く明るい感じです。5~6人用の内湯浴槽と小さな露天風呂があり、どちらにも硫黄臭と微アブラ臭が感じられる緑色の濁り湯が掛け流されていました。露天風呂はかなり熱めでしたが内湯は適温で、表面に白っぽい湯の華が浮いていました。pHはほぼ中性ですが、実際に入浴するとその香りと共にずっしりとした入浴感が感じられました。向かいにある藤島旅館と類似した泉質ですが、浴槽が小さい分、こちらの方が体感的にはヘビーでした。
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天童市にある巨大日帰り温泉施設で、数年ぶりで2回目の訪問になります。建物にはレストランや売店等、様々な設備が調っており、正に地元の方々の憩いの場になっているようです。浴室にはサウナに水風呂、寝湯等一通りの設備は備わっており、ここの特徴は相当広い岩造りの露天風呂です。無色透明の源泉は、さすがにこれだけ広いと掛け流しという訳にはいきませんが、独特の芳香が感じられました。温泉そのものの評価には直接関係ありませんが、山形県内の温泉施設ではサウナに入る際に必ずバスタオルの着用が義務付けられているようです。以前に訪れた時には、サウナ用のバスタオルを持参していなかったので入ることができませんでした。但し、今回確認したら100円でレンタルできるようです。総合的にはスタンダードな日帰り温泉施設という感じですが、圧巻はその入浴料金です。これだけの設備が完備されて驚愕の300円、しかも早朝6時より営業しているようです。天童近郊の日帰り温泉は、すべて早朝より営業しており、なお且つ破格の料金、羨ましい限りです。
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寒河江スマートインターチェンジのすぐ傍にある大型の日帰り温泉施設で、まだできてから数年しか経っていない新しい建物です。早朝から営業しているため、朝立寄ったにもかかわらず、既に多くの入浴客で賑わっていました。入浴券を販売機で購入し、自動改札のようなゲートをくぐると浴室がありました。脱衣所も広く、浴室内には低温及び高温の2種類のサウナ、水風呂と2つに仕切られた大きな内湯浴槽、更には円形の露天風呂もあり充実しています。それにも増して驚いたのは、本来は3本の泉質が異なる源泉を各々の浴槽に掛け流していることで、このような日帰り温泉施設ではおそらく他に類を見ないのではないでしょうか。但し、3種類の源泉の内、「銀の湯」と呼ばれる炭酸泉は源泉が枯渇したのか当日は使われておらず、濃厚な塩化物泉の「金の湯」が露天浴槽、単純泉の「銅の湯」が内湯浴槽に一方、更にもう一つの内湯浴槽にはこれら2種類の源泉が混合され注がれていました。「金の湯」は42℃程度の適温でその名の通り黄土色の濁り湯、しっかりとした金気臭が感じられました。一方の「銅の湯」はウーロン茶色の透明な温泉で、やや温度は高め、ほのかなアブラ臭が特徴的でした。予想外に良かったのは、これら2種の混合泉で、金気臭とアブラ臭の両方を感じることができる贅沢なお湯でした。このゆーチェリーでもう一つ驚いたことは、入浴料金が350円と破格の安さであることです。もちろんシャンプー類も完備され、これだけの泉質と設備が備わっているとは至れり尽くせりで、コストパフォーマンスも抜群です。また、すぐ隣にはホテルが建設中でしたので、もうしばらくすると宿泊でこれらの泉質を楽しめるのかもしれません。私も全国で数多くの日帰り温泉施設を訪れていますが、ここは最上級の部類に入ると思いました。
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鉄輪温泉街に存在する比較的大きな旅館で、昼過ぎに立寄りました。浴室は広い内湯のみですが、ガラス張りの窓は開放されており、目の前に小さな庭園もあり実質的には半露天風でした。無色透明で癖の無い単純泉は40℃少々と適温で、ゆったりとした気分で浸かることができました。
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鉄輪いでゆ坂の中程にある小ぶりな旅館で、レトロ感溢れる外観にはとても風情が感じられました。建物の中は外観とは裏腹に小奇麗に整頓されており、風呂場は3~4名が入浴可能な露天風呂を実質貸切で利用させてもらいました。露天風呂と言っても塀で囲まれているので周りの眺望は望めませんが、草木が目に入る光景は癒され、静寂の時を過ごすことができました。無色透明の温泉はもちろん掛け流し、40℃前後と鉄輪としてはかなり温めで長湯ができました。いかにもナトリウム塩化物泉という上質な香りのお湯は、十分な温泉感が感じられました。正に鉄輪温泉街の穴場とも呼べる存在だと思います。