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開湯800年を誇る大湯温泉の中心地に佇む、明治2年(1869年)に開業した老舗旅館。旧南部藩主により、「一タビ龍門ヲ登レバ則チ声価百倍」という李白の一文を用い、名付けられたと伝わる由緒正しい宿でもあります。およそ10年程前に、一泊二食付で利用しました。
夜間に男女入替えとなる「天然石露天風呂 麗」と「檜造り露天風呂 季」では、無色透明のナトリウムー塩化物泉を満喫。内湯と露天風呂では、違う源泉を用いているのも魅力。庭園を眺めながら、静かに湯浴みを楽しめます。
また、食事処では地産地消の秋田の郷土会席に舌鼓。ビールもグイグイすすんでしまいましたが、きりたんぽ鍋でほっこり〆て満足できました。
当時はリーズナブルなプランで庭園の見える部屋には泊まれなかったので、次回の宿泊では是非部屋からも庭園を眺めてのんびりしてみたいですね。15人が参考にしています