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阪神の杭瀬駅を北に出まして、国道2号線を渡ってから東進しますと煙突が見えてくるのでわかるかと思います。入り口は国道沿いではなく、反対側の激烈に狭い路地です。破風が目立ったクラシック系の建物で、煙突は中太タイプです。おかみさんの話では、大正時代の建物とか。90年以上見守ってくれているわけですな。
兵庫県に多い高番台式で、脱衣所は小さめ。スポーツ紙とドリンク冷蔵庫あり。天井は高く、格子天井で風格あります。
浴室は男女境界壁に豆タイル画。滝と湖のモチーフです。浴槽は円形の大きなものと四角形の小さなものが組み合わさったところが1つ。前方後円墳の四角形を小さくしたような感じです。いずれも41℃くらいで消毒臭は弱目。脇には腰かけのジェットバスがありまして、2人用で38℃くらいです。水風呂とかはありませんので、カランから水を汲んで身体にかけてクールダウンしていました。
レトロ系ではありますが、不便さはないですし快適な入浴ができました。温浴槽のみなので、わざわざ行くなら冬場の方がいいかもしれません。中は何度か改装されているようですし、構えずに楽しめると思いますよ。いろいろとイベントをしているようなところですから、楽しんで入浴してほしいですな。0人が参考にしています