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投稿日:2015年8月30日
日本海と夕日を望む佐渡の宿 (鹿伏温泉 相川やまき(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2015年5月24日 / 1泊]
44.0点
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33.0点
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33.0点
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44.0点
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44.0点
佐渡相川地区の鹿伏温泉の海岸沿いに佇む、全室オーシャンビューの湯宿。日曜日に、一泊二食付で利用してみました。
この日は、2階の10畳広縁付和室に宿泊。県道45号線を挟んで、すぐ目の前に日本海が広がり、潮騒に癒されます。浴衣に着替え、早速同じ2階にある大浴場へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室は少し変わっていて、左側に3人分のシャワー付カランがある洗い場だけかと思うと、右奥に16人分のシャワー付カランがある洗い場もあります。アメニティは、ハーブ系と柿渋系、ナチュラル系です。
窓際に12人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら黄褐色のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名: 鹿伏温泉)が満ちています。源泉30.6℃を、41℃位に加温。肌がややスベスベする浴感です。加水なし、循環濾過ありで、塩素臭もあり。壁の高いところから滝のように注がれ、口に含むとしょっぱい。右横には、6人サイズのジャグジー浴槽もあり、湯温は40℃位。どちらからも、日本海一望と同時に、車道からも丸見えでした。
夕食は、3階の大広間「朝日の間」で。生ビールが付くビジネスプランだったので、お品書きはもちろん無し。全く期待してませんでしたが、ざるに盛られた彩豊かな佐渡料理が並びます。ギンバ草や烏賊軟骨の柚子合えの小鉢、鯛とハマチ、甘海老のお造りに酒もすすむ。海老真薯やカワハギの大葉巻の天婦羅、茶碗蒸しも熱々で運ばれ、烏賊の陶板焼も美味い。ご飯とながもの味噌汁の他に蕎麦も付き、おけさ柿のシャーベット等、量は少ないものの、種類は多く満足しました。
夕日が水平線に沈む時や、佐渡おけさ民謡ショーが始まる時にも、館内アナウンスで教えてくれ、食後も佐渡旅情を満喫し就寝。
翌朝は、2階の中広間「孔雀の間」でバイキング。品数は多くないものの、烏賊刺や鰤カマ、佐渡ワカメのしゃぶしゃぶ、海藻いごねりの心太等、佐渡の海の幸が並び、美味しかったです。
ロケーションや料理もいいので、自家源泉の湯を上手く使えば、更に評価は高まるかと思います。
主な成分: ナトリウムイオン1774mg、アンモニウムイオン2.1mg、マグネシウムイオン17.5mg、カルシウムイオン354.9mg、アルミニウムイオン1.3mg、第一・第二鉄イオン3.9mg、ストロンチウムイオン3.4mg、バリウムイオン1.3mg、フッ素イオン2.7mg、塩素イオン2008mg、硫酸イオン2264mg、炭酸水素イオン15.1mg、臭素イオン3.2mg、ヨウ素イオン1.9mg、メタケイ酸39.0mg、メタホウ酸8.0mg、成分総計6522mg
※分析書が平成5年の古いものでした。15人が参考にしています
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