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湯河原美術館の近くに建つ、昭和40年(1965年)に開業した客室12室の小さな湯宿。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
入浴料は通常640円ですが、この日は横浜ウォーカーの特典で、525円で入浴。入館してすぐ、お香の薫りに癒されます。玄関から右側の階段で2階に上がり、廊下の突き当たりを右折。更に進んだ先に、男女別の大浴場があります。男湯は左側の「ふじきの湯」(ちなみに女湯は「ちとせの湯」で、22時に男女入替)です。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に5人分のシャワー付きカランがある洗い場。アメニティは一般的なものが常備されていますが、別棚に資生堂TSUBAKIシリーズが並び、好きな香りをセレクト可能です。
5人サイズのタイル張り石枠内湯には、無色透明のナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名: 湯河原温泉 湯河原第160号)が満ちています。源泉74.6℃を、41℃位で供給。PH8.0で、肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、微かに石膏臭がして、ちょっぴり塩味。
続いて、外の露天風呂へ。4人サイズの岩風呂があり、湯温はこちらも41℃位。竹林の向こうに、山々の景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。小さいながらも、泊まってほっこりできそうな、安らぎを感じさせる湯宿でした。
主な成分: ナトリウムイオン206mg、カルシウムイオン90.1mg、塩素イオン256mg、硫酸イオン290mg、炭酸水素イオン73.2mg、メタケイ酸80.2mg、メタホウ酸4.3mg、成分総計1019mg13人が参考にしています