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足立美術館や安来節演芸館に囲まれ、観光アクセスの良い温泉旅館。土曜日に、一泊二食付で利用して来ました。
外観および館内は、昭和の雰囲気です。この日は、1階奥の「さぎ」の間に宿泊。窓から石庭を臨む8畳広縁付の和室で、落ち着いた設えです。
荷ほどきして、まずは貸切風呂へ。空いていれば、浴室前の木札を「入浴中」とひっくり返して入浴できます。内湯は3人サイズの岩風呂で、無色透明の含弱放射能ーナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉(源泉名: 鷺の湯温泉)が、チョロチョロとオーバーフロー。源泉54.5℃を、加水なしで42℃位で供給。肌がスベスベする浴感。ナトリウムイオン242.0mg、炭酸イオン4.8mg、メタケイ酸72.0mgを含む影響でしょうか。
続いて、外の露天風呂へ。6人サイズの岩風呂があり、パラソルが付いています。湯温は41℃位。石庭を眺めつつ、まったりできました。
夕食は、玄関から右側の食事処で。ビジネスプランながら、ボリュームもあり美味しい。お造りも新鮮で、出雲そばも付いていました。
翌朝は、朝風呂は大浴場へ。ロビーから奥へ進み、突き当たりを右折。小さな太鼓橋を渡って、たどり着きます。間伐材を使った、野趣溢れる脱衣場。洗い場には、3人分のシャワー付カランがあります。16人サイズの巨石を配した岩風呂で、湯温42℃位。中央にある湯口の岩は、白茶色の析出物でコーティング。湯口の湯を口に含むと、まろやかな味がしました。
朝食は、昨日と同じ食事処へ。体に優しいメニューが並びます。宍道湖産のシジミの味噌汁、焼き物の鰈の一夜干しも美味しかったです。7人が参考にしています