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大正時代に建てられた、情緒ある木造二階建ての温泉宿。平日に、一泊朝食付きで利用してみました。
玄関を入ると、木のいい香り。女将さんに尋ねると、耐震リニューアルされたのだとか。この日は、2階の客室「桐」の間に宿泊。6畳の和室で、トイレ無し。テレビもありません。道路に面している為、車が通るとうるさかったりしますが、窓から道後温泉本館が見えます。
夕食は、近くの居酒屋へ。平日なのに、どこも混雑。道後温泉界隈は飲食店が少ないので、松山の二番町辺りで済ます方がいいかも知れません。
戻って一休みしたら、1階の内湯「ときの湯」へ。浴室は1つですが、貸切で使えます。5人サイズの石造り浴槽から、無色透明のアルカリ性単純温泉[源泉名:道後温泉第2分湯場(第3,5,6,7,8,9,13,14,15,17,19,21,24,25,26,28,29号源泉)]が、チョロチョロとオーバーフロー。源泉47.8℃を、加水なしで湯温40℃位に調整しています。PH9.1で、肌がスベスベする浴感。ナトリウムイオン72.2mg、炭酸イオン6.1mg、メタケイ酸49.8mgを含む影響でしょうか。成分総計0.2684g。かけ流しの道後温泉を、のんびりと満喫できました。
翌朝、朝食は部屋で。体に優しい、和食メニューです。自家製釣り鯵の干物、じゃこ天が美味しかった。次回は、是非夕食も頂いてみたい。12人が参考にしています