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創業明治9年の割烹料理店からスタートした、唐津の情緒ある温泉旅館。土曜日に、一泊二食付きで利用してみました。この日は、2階の「鳳凰」の間に宿泊。10畳床の間広縁付きの部屋で、各部屋の名前は唐津くんちの曳山の名前に由来しています。着いてすぐ、抹茶と黒豆のサービスが嬉しい。大浴場は夜11時までなので、早速お風呂へ。1階の「檜風呂」は、壁と床も板張り。5人サイズの木造り内湯には、無色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名:からつ綿屋源泉)が満ちています。源泉19.0℃を、湯温40℃位に加温。PH7.93で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、旨じょっぱい。窓はマジックミラーで、外には川が流れています。続いて、外の露天風呂へ。1人サイズの陶器風呂で、湯温は39℃位。ベランダに造られていて、囲まれているので景色は見えませんでした。夕食は、部屋で頂きます。お品書きはありませんが、海の幸が並び、満足できました。翌朝、朝食は1階の食事処へ。自家製豆腐など体に優しいメニューです。食後は、男女入替えになった1階の「陶器風呂」へ。小ぶりな5人サイズの木造り内湯があり、湯温は40℃位。この浴室に露天風呂は無く、なぜ陶器風呂?と思いました。次は一旦浴衣を着て、土間を挟んで別棟の露天風呂へ。とても綺麗な浴室には、小ぶりな5人サイズの檜風呂があり、湯温は40℃位。こちらも囲まれていて景色は見えませんが、風情が感じられて良かったです。チェックアウトのギリギリまで、のんびり寛げました。
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