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養老川に架かる赤い欄干の共榮橋のたもとに建つ一軒宿。日曜日の夕方、日帰り入浴して来ました。養老温泉街のメインストリートから路地へ入り、まるで異次元へ通じているかのような手掘りの隧道を抜けると、突然左側に現れます。入浴希望を申し出ると、「川側のお風呂で良ければ…」と女将さんに言われ当然OK。入浴料1000円を渡し、玄関から真っ直ぐ進んだ突き当たりの、右側の浴室へ。コンパクトな脱衣場から少し階段を下りて、カラン3機のコンパクトな浴室へ。4人サイズの石造りタイル張り内湯から、黒っぽい琥珀色の重曹泉(源泉名:養老温泉95号)がサラサラとオーバーフローしています。源泉17.3℃を、40℃位に加温。PH8.1で、肌に優しい浴感。口に含んでみましたが、無味無臭でした。小さな窓からは、間近に川のせせらぎ。まったりしていたら、ちょっとアワ付きも見られました。しばらく貸切状態で満喫。後から来た家族連れの女性が、洞窟風呂の方だったので喜んでいました。ここは洞窟風呂の方が名物のようです。浴室は、男女時間交代や家族風呂にしているとのこと。一度泊まって、洞窟風呂にも入ってみたいです。入浴後、川沿いの道を散策するのも、風に吹かれて気持ち良かったです。
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