-
河原町七条の交差点から1本東の通りを北上したところにあります。京阪七条駅とJR京都駅から徒歩圏内です。周囲は下町の雰囲気が程良く出ていまして、お店の向かい側にはシングル1泊2500円という安価な宿もあり、そのあたりの観光客がやってくるのでしょう。大きなボストンバッグを抱えた人や、外国人の方も入浴していました。狭い間口に小さい建物でして、2階は住宅っぽいです。中細の煙突でした。玄関先には英語で書かれた案内板もありました。
番台式で脱衣所は細長い形。冷蔵庫は宝飲料でロッカーは京都式の籐籠を入れるタイプです。浴室との間の壁には見事なペンキ画が描かれていました。
浴室も幅は狭く、男女境界壁に沿って半円形の浴槽があります。ここは2つに仕切られていまして、深風呂と浅風呂になっています。浅風呂はかなりの浅さで、半身浴にもならないです。子ども用かもしれません。奥には1人用の水風呂があり、側壁上部に排水口がある変わったタイプでした。塩素は弱めで柔らかい印象の湯です。京都らしいところは、洗い場でして、ここは緑色の小さな椅子があるのですが、もともと京都の銭湯さんでは身体を洗う際は椅子を使用しないことになっているため、鏡がびっくりするような位置に来ています。要するに低いのです。地べたにペタンと尻をついて使う場合はちょうどいいのですが、こればっかりは馴染めません。0人が参考にしています