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投稿日:2015年3月16日
テーマは「昭和レトロ」 (昭和レトロ銭湯 一乃湯)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2015年1月26日 / 2時間以内]
22.0点
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狭い路地に面していて場所が分かりにくいのですが、上野市駅と上野東インターの間の道、銀座通りというそうですが、そちらの道で伊賀越の漬物店と昭和シェルのGSの角を西に入ります。お寺の横を通る狭い道なのですが、そちら沿いにありました。駐車場は店舗向かいと隣。こちらは駐車場所次第では、他のお客さんが出れなくなるので車の鍵を番台に預けなくてはいけません。あとは少し場所が離れますが銀座通り沿いのアクセスのいいところに提携の駐車場があります。1時間無料にしてくれるとかだったと思いますので、電話ででも確認するといいでしょう。
こちらは昭和レトロをテーマにしたところでして、映画全盛期の頃のポスターとか貼られていたりします。そうそう、建物は木造の古い感じで、玄関先のネオンが怪しいですね。この感じを味わうならば、夜に訪問するといいでしょう。番台改フロント式で脱衣所はやや広いサイズ。ちょっとした休憩用のソファなんかがありまして、伊賀特産の牛乳が楽しめたりします。このあたり、浴後のひと時を豊かなものにしてくれています。こちらも映画のポスターやら、昔の伊賀市街の写真やら、懐かしさを演出していますね。BGMも昭和歌謡で、「高原列車で行こう」とか「一杯の珈琲から」とかまあそんな感じです。
ここまではレトロなんですが、お風呂は改装を受けて新しくなっています。というか、かなり機能的で嬉しいギャップがあります。主浴槽は階段風呂になっていまして、電気風呂→深風呂→浅風呂の順に流れていきます。浅風呂底部で吸引して循環しているようです。深風呂で43℃、浅風呂で42℃ほどでした。奥の水風呂はオーバーフローあり。いい地下水を使っていると思います。あとは入浴剤浴槽の座浴と寝風呂。消毒臭の少ないサッパリしたいい湯でした。壁には富士山のペンキ画が「貼りついている」というちょっと変わった掲示方法です。
古いイメージを大切にしつつ、新しくしているところが趣味の良さが出ていてナイスでした。経営者さんはお若い方のようでしたし、女将さんも別嬪さんでしたし、多分若い人から見た昭和の印象といったところかもしれません。私から見ても昭和20年代~30年代は生まれる前の世界で、自分の親から聞いたり見たりと、そんな感じだったのですが、視点はそれに近いかもしれません。懐かしさもいいですし、お風呂単体でもなかなかのものかと思いますので、是非近くに来たら入っていってもらいたいですね。お勧めです。5人が参考にしています
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