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投稿日:2011年8月23日
フレンドリーな常連さんが魅力 (泉湯(伏見)(閉館しました))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2011年6月24日 / 2時間以内]
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京阪墨染駅を出まして、線路の東側を北上します。大和街道と書いてあったかな、それほど広い道ではありませんが昔は京都と奈良を結ぶ主要幹線だったのでしょう。その道沿いの銭湯さんです。茶色の外壁が印象的で、細い金属煙突です。掲示関係が充実していまして、店主のやる気を感じます。玄関は暖簾が男女それぞれかかっていますが、中は共用で、玄関と脱衣所の間の扉から男女が分かれています。番台式で脱衣所は広め。FUJIの冷蔵庫にアイスの冷凍庫、書籍類多数に漫画単行本と色々あります。ロッカーはプラスチック籠を入れるタイプで、扉はガラス製のスケルトンタイプ。床がフローリングなのが珍しいですね。浴室との間の壁、上の方にモザイク画がありまして、衣をもつ男の構図です。
浴室は奥行きがあまりなく、幅広の印象です。中央に主浴槽深、浅、男女境界壁に沿って小浴槽ジェットバスにぬるい水風呂といった構成です。洗い場はシャワーのあるタイプが少しだけです。まず主浴槽群ですが、湯はやや熱めで、鉄分の影響か茶色く濁っていました。地下水が鉄分を多く含んでいるのでしょうか。ジェットバスは湯口と言いますか、ジェット発生装置が独特でして、潜望鏡みたいな空気系のパイプの水面下側でジェットが噴出している形式です。これはお初でした。塩素臭はやや弱めでそれほど気にならなかったです。
浴室内にもタイル画がありまして、1つは天女、これは屋根付近の側面にあります。奥の大きな壁には湖を泳ぐ鴨の構図でして、これはなかなかの規模。女湯の側にも続いています。なかなかアートな感じの銭湯さんです。
あと、こちらは常連さんたちがフレンドリーと言いますか仲が良いようで、お風呂場で楽しくお話が弾んでいました。簡単に中に入れてくれまして、楽しいひと時と言いますか、文字通り裸の付き合いになりましたね。これも銭湯ならではの魅力かと思います。0人が参考にしています
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