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宮古島空港から、車で約20分。内陸のほぼ中央部に位置する、宿泊もできる日帰り温泉施設。平日の午後、利用してみました。入浴料900円は券売機で。コインレス靴箱キー&入浴券と引き換えに、ロッカーキーを受け取るシステムです。フロント奥の左側が、男湯「太平山」。広い脱衣場で、ドライヤー完備。浴室の左側には、16人分のシャワー付きカラン。アメニティもあります。左奥にある、16人サイズの石造り内湯から、黄褐色に濁ったナトリウムー塩化物強塩温泉(源泉名:宮古島温泉)が、サラサラとオーバーフロー。排水が追い付かず、床に水溜まりができています。源泉49.7℃を、加水して41℃位で供給。PH7.5で、肌がややスベスベする浴感です。シーサーの湯口から注がれ、口に含むと鉄臭がして、しょっぱい。全ての浴槽で、衛生管理のため消毒ありと表記されるも、塩素臭は気になりません。手前には、3人分の寝湯スペースも付いていました。浴室右側には、サウナ用の水風呂と、電気風呂やジェット水流が付いた「上がり湯」浴槽(白湯)。その奥は、空っぽの岩風呂?、と思ったら打たせ湯でした。2人分で、自分でバルブを開くタイプ。水量も多いです。続いて、外の露天風呂へ。15人サイズの細長い岩風呂があり、湯温は40℃位のぬるめ。両サイドに湯口がありますが、片方しか出ていません。それでも、溢れた湯が析出物で覆われた床を流れて行きます。囲まれているため、景色は空だけ(無理して見ると、壁越しに駐車場とサトウキビ畑)。お客さんは数人しかおらず、のんびり湯浴みできました。なお、分析書は掲示してありますが、内容が少しおかしい。分析日は平成19年でまあ新しいものの、陽イオンの合計が空欄だったり、陰イオンの方は合計があるのに、計算が合わない。また、イオン名が無いのに、数値だけある…等。臭化物イオンは、えー!?と思う数値ですが、参考までに載せておきます。
主な成分: ナトリウムイオン7004mg、アルミニウムイオン11.5mg、マグネシウムイオン119.5mg、カルシウムイオン413.9mg、第一鉄イオン1.0mg、塩化物イオン7617mg、臭化物イオン11850mg、ヨウ化物イオン22.4mg、炭酸水素イオン19.9mg、炭酸イオン269.7mg、メタケイ酸32.6mg、成分総計19860mg21人が参考にしています