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投稿日:2019年6月2日
旅情漂う最北のスパ銭 (ヤムワッカナイ温泉 港のゆ)
きくりんさん [入浴日: 2018年9月3日 / 2時間以内]
33.0点
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44.0点
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JR宗谷本線の稚内駅から、徒歩で約15分。観光ギャラリーや土産物店、食事処などが入る複合施設「稚内副港市場」に併設された、平成19年にオープンした日帰り温泉施設。平日の午後、利用してみました。
入浴料750円は、2階の受付で。コインレス靴箱キーと引き換えに、ロッカーキーを受取るシステムです。前日に訪れた「稚内温泉童夢」と比べて、こちらは施設も新しく、都会のスーパー銭湯に来たような感覚にとらわれます。木製の階段を上って、温泉のある3階のフロアへ。右手に進んで暖簾をくぐると、男女別の大浴場があります。
コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。内装に、木をふんだんに使っています。浴室に入ると、右側に21人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、エコロジー系です。
奥にタイル張り木枠内湯が2槽あり、手前の8人サイズ「高温風呂」にはうっすら茶褐色がかった透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(源泉名: 稚内港のゆ1号・2号の混合)が満ちています。泉温16.6℃を、加水なし・加温ありで43℃弱位で供給。PH8.0で、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。かなりのオーバーフローも見られます。フクロウの木彫りの下、浴槽内に湯口があり、ほんのりアブラ臭も感じました。
また、窓際の12人サイズの「中温風呂」 には、うっすら茶褐色がかった透明のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(源泉名: 稚内港のゆ2号)が満ちています。泉温16.1を、加水なし・加温ありで40℃位で供給。PH8.1で、肌がスベスベする浴感です。
続いて、外の露天風呂へ。屋根付10人サイズのタイル張り木枠浴槽があり、湯温は42℃位です。こちらも、1号と2号の混合泉。目の前には、船が停泊する港の景色。各所に、デッキチェアウッドチェアを配置。潮風に吹かれつつ、カモメの鳴き声に北の旅情を感じながら、まったりできました。
3階のリクライニングシートがある休暇室の他、2階にも港や船の見える畳敷きの広い休憩室もあります。地元の方はもちろん、観光客も旅の疲れを癒したり、のんびりもできる湯処かと思います。
〈源泉名: 稚内港のゆ1号・2号の混合〉
主な成分: ナトリウムイオン1886mg、アンモニウムイオン39.0mg、マグネシウムイオン11.3mg、カルシウムイオン15.5mg、アルミニウムイオン0.2mg、フッ化物イオン0.4mg、塩化物イオン2416mg、リン酸イオン0.7mg、硫酸イオン0.6mg、炭酸水素イオン1230mg、炭酸イオン62.4mg、メタケイ酸39.0mg、メタホウ酸120.7mg、遊離二酸化炭素20.6mg、成分総計5.857g
〈源泉名: 稚内港のゆ2号〉
主な成分: ナトリウムイオン531.6mg、アンモニウムイオン18.2mg、マグネシウムイオン2.5mg、カルシウムイオン4.0mg、アルミニウムイオン0.3mg、フッ化物イオン0.4mg、塩化物イオン405.7mg、リン酸イオン0.9mg、炭酸水素イオン829.4mg、炭酸イオン28.3mg、メタケイ酸41.2mg、メタホウ酸53.1mg、遊離二酸化炭素11.0mg、成分総計1.938g21人が参考にしています
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