-
投稿日:2010年10月24日
大阪の足音が聞こえてきます (朝日湯(閉館しました))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年9月23日 / 2時間以内]
11.0点
-
11.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
近鉄大久保駅から旧24号線を北に行きますと、左折指示の看板が出ています。線路のすぐ近くでして、駅のホームからも逞しい煙突が見えています。駐車場は店の横に数台可能です。旧24からの看板を見落とさぬよう。
どっしりとした外観で、手前から入り口(上が住居)、脱衣所、浴室の各棟を連結したような形をしています。入り口が少し分かりにくいです。ちょっと奥まっているというか、まあそんなところです。横にはうずたかく薪が積み上げられています。石油よりも薪で沸かした湯の方が温まりがいいと聞きますんで、これは期待できます。
番台式で、脱衣所は普通サイズ。漫画雑誌とFUJI製冷蔵庫があります。ちょっと京都っぽくないのがそのロッカーでして、籠を入れるタイプではなく、通常のロッカーのみといった形式です。
浴室も大阪式2階建ての主浴槽深、オレンジと青タイルがいいセンスです。大きな入浴剤風呂兼ジェットバス、電気風呂といったラインナップ。主浴槽と入浴剤が大き目で、どっしりした印象です。98℃サウナが脱衣所に食い込んでいまして、これは京都風。水風呂もあります。
湯温は適温で、ちょっと塩素が強く感じられたのが残念でした。まあ普通の銭湯さんといったところですが、銭湯文化的には面白いポジションにあると思います。浴槽の形式や脱衣所の形が大阪風のそれでして、このあたりが京阪の境目になるのでしょうか。まあ明確な境界というのが存在するわけではありませんが、大阪風がここまで来ているという意味では貴重な資料になりえると思います。0人が参考にしています
-