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十津川から車を走らせて本宮方面へ。
ありがたく、自遊人の温泉パスポートを使用させていただきました。
川を渡りまして、くねくねと小山を上って行きますと看板が出てきました。
右折しますと川沿いに大きな施設、左折しますとログハウス風の建物、
どちらにも看板が出ているのですが、大きな看板側へと右折。
しかし、管理事務所にはどなたもおいでになりません。
指示にしたがいお電話しますと、どうやら11月からのオフシーズンには
川原の大露天風呂は使用していないようです。
左折したほうのログハウス風の建物が立ち寄り湯の温泉とのこと。
留守番の白い大きなワンちゃんに別れを告げ、元の道を戻りました。
こちらにも誰もいらっしゃらず、受付には料金箱と温泉パスポート用に日付ハンコが置いてありました。
浴室は内湯と露天風呂に浴槽が一つずつ。湯船からは、大量のお湯が流れ出していました。
お湯は透明感のある茶色、鉄分が多いようで湯の花はオレンジ色。
浴槽にも茶色の析出物の付着がありました。
近くの十津川や湯の峰、川湯のような硫黄の香りではありません。
川を渡っただけで、これほど個性の違った温泉に出会えるとは驚きでした。
少し熱めのお湯なのですが、この季節にはぴったりの温度と泉質。よくぬくもります。
思った以上に好感をもった温泉です。
ひとつだけお願いを申し上げるとすれば、ログハウス側の小さな看板のところに
「立ち寄り湯はこちら」と表示していただければ、管理人さんにお電話することはなかったかな、と思いました。0人が参考にしています