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別府地獄めぐりの1つである「かまど地獄」にあり、多くの観光客で賑わう足湯。1丁目から6丁目と名付けられた見所をまわり、この足湯に浸かったり、ソフトクリームを食べたりして、お土産を買って帰るという基本パターンで済ませる人が多い中、通称「かまど地獄3丁目の湯」と呼ばれる温泉好きの方には知られた「入浴できる地獄(隠れ湯)」があります。平日の午後、利用して来ました。
観光バスが停まっているメインゲートの受付へ行き、「温泉に入りたいんですけど」と伝えて入場料400円を払うと、家族風呂の鍵を貸してくれるシステム。なお、駐車場から見える左側の小さなサブゲートには鍵がないため、メインゲートの受付へ行くように言われます(実際、間違えて最初にこちらへ行ったらそう言われました)。
入場して左側のトイレ横の奥に見える、ドアに「はいっちょくれ」と書かれた湯小屋へ。中から鍵をかけて、貸切で使えます。プラ籠が置かれた狭めの脱衣場には、ドライヤーなし。洗い場にカランは無く、アメニティは家庭用のものです。
4人サイズのタイル張り石枠内湯があり、ミルキーブルーに濁ったナトリウムー塩化物泉(源泉名: 竈地獄)が、かけ流しにされています。泉温86.4℃を、恐らく加水して42℃位に調整済み。PH7.4ながら、肌がツルツルする浴感です。加温なし、循環・消毒も無し。湯口は浴槽の中だったので、味はわかりません。壁の「源泉に鬼も微笑むかまどの湯」と書かれた文字と鬼の絵を眺めつつ、喧騒から離れてまったりできました。
せっかくなので、園内の地獄巡りをして、足湯にも行ってみましたが、この日は海外からの観光客でもの凄い賑わい。やっと隙間を見つけて足を入れたところ、湯温は43℃位の熱めでした。
また、別府八湯温泉道の対象施設にもなっていますが、スタンプは向かいの売店でもらえますよ。
主な成分: リチウムイオン7.2mg、ナトリウムイオン1216.4mg、マグネシウムイオン2.5mg、カルシウムイオン55.7mg、ストロンチウムイオン0.6mg、バリウムイオン0.2mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.5mg、フッ化物イオン4.0mg、塩化物イオン1981.2mg、臭化物イオン6.0mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン282.0mg、炭酸水素イオン24.4mg、メタ亜ヒ酸2.5mg、メタケイ酸183.0mg、メタホウ酸85.4mg、遊離炭酸5.5mg、成分総計4.022g18人が参考にしています