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投稿日:2015年7月23日
混雑とは無縁かな (柳沢鉱泉 清水屋(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2015年4月26日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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那須高原の別荘地奥に建つ、民家のような佇まいの鉱泉宿。二期倶楽部の少し先で、看板も出てはいますが、場所はなかなかわかりにくい。開湯は明治25年(1892年)と古く、現在のご主人で5代目。初代がこの地に薬草を採りに来て、岩の間から湧き出る鉱泉を発見したのだとか。日曜日の午前中、日帰り入浴して来ました。
入浴料は400円。玄関から左へ廊下を進み、階段を下りた右側に、浴室があります。2つある浴室の内、現在使えるのは1つのみ。前に、レトロなマッサージ機が置かれています。棚にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に2人分の蛇口がある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
4人サイズのタイル張り内湯には、うっすら茶褐色に濁ったマグネシウム・カルシウム・ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(源泉名: 柳沢鉱泉)が満ちています。加水なし・循環なしで消毒ありですが、消毒臭はなし。表面に、膜のような細かい結晶が浮いています。泉温が6.3℃と低い為、43℃位に加温。浴槽内に管がグルグルと螺旋状に設置され、熱湯を通して湯を温める方式。ボイラーだと温泉成分が付着して、故障してしまうのだとか。PH6.4で、肌がややスベスベする浴感です。源泉蛇口があり、口に含むと無臭ながら、金属味と渋味がします。浴槽内は、土類臭を感知。小さな赤茶色の湯の花が、舞っています。床や浴槽縁は、淡茶色に変色。窓から民家と林の風景を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン180.1mg、カルシウムイオン162.1mg、マグネシウムイオン103.3mg、マンガンイオン1.0mg、第一鉄イオン5.4mg、塩素イオン230.6mg、硫酸イオン165.0mg、炭酸水素イオン900.1mg、メタケイ酸75.4mg、メタホウ酸14.2mg、遊離二酸化炭素601.1mg、成分総計2.452g18人が参考にしています
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