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投稿日:2010年4月19日
この値段でこの内容 (安濃交流会館 あのう温泉)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年4月16日 / 2時間以内]
33.0点
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旧安濃の役場(今は津市役所の出張所)のすぐ近く、安濃交流会館内にあります。公営の施設で、入浴料は驚きの300円。なのに石鹸類が備え付けてあって、受付のおじさんのファンキーな応対つき(笑)
脱衣所はちょっと窮屈で、ここに人がたまると身動きとれませんね。100円リターン式ロッカーと無料ドライヤーがあります。浴室はそこまで狭くはなく、10人は入れる主浴槽と3人ほどの源泉浴槽、そして洗い場は7つほど。主浴槽は加温循環で、塩素臭がきつめ。保温程度の利用にとどめたいです。源泉は30℃ほどの低温で、蛇口からちょろちょろと入ってきます。蛇口の湯はもう少し温度が高いのですが、投入量がごくわずかなため冷えてしまっているのでしょう。やや茶色く混濁している食塩泉なのですが、この混濁は細かい砂とのこと。当地の地下にはこのような砂の層があるとかで、研磨に用いられるほどの細かさで特に害はなく、肌を磨いてくれるとか。まあ話半分で、源泉を中心に楽しみました。
田畑中心の農村地帯とはいいましても、大田舎ではありませんし、そんなところで300円でこれほどの内容とは、もはや脱帽としか言いようがありませんね。目立つ看板なんかはありませんし、あまりPRもされていないとかで、地元の人だけで楽しんでいるようなところです。あまり利用客も多くないみたいなので、余所が混雑したらこちらにどうぞというところでしょうか。旅程に組み込んでおいてもいいところだと思います。湧出量の関係で難しいかもしれませんが、もう少し源泉の投入量が多ければかなりバリューがでてくるかなと。今の状態だと溜まり湯になってしまっていますので、何かと勿体ないでしょ。6人が参考にしています
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