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熱海市和田町の住宅街にある、民家の一角に造られた共同浴場。日曜日の午後、利用してみました。場所は、なかなか分かりにくいです。熱海駅から(歩くと20分位かかります)だと、旅館金城館の少し先にある魚屋脇の路地へ右折。少し坂を上った右側に、和洋食「みのる亭」のビルがあるので、左側の坂道を下りた突き当たりです。とはいえ、看板は無く、ドアに男湯と女湯と書かれているだけ。ここかな?と、右横の民家の表札を見ると、山田さんの名前でやっと確認できました。
オープンと同時に、入浴料300円を払って中へ。棚だけの広い脱衣場。洗い場も広いのですが、カランは2人分です(コックの無いものもあり)。石鹸等はありません。3人サイズのタイル張り内湯には、無色透明のカルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉(源泉名:混合泉)が、かけ流しにされています。源泉56.2℃が、蛇口から注がれオーバーフロー。タイル張りの床を、さざ波のようにサラサラと流れて行きます。身を沈めると、肌に優しい浴感。浴槽の深さは、70cm位でしょうか。「熱くなったら止めてね」と女将さんに言われていましたが、湯温がまだ40℃位とぬるめだったので、少しの間そのままで満喫。富士山と水車が描かれたタイル画を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン449.6mg、カルシウムイオン597.4mg、塩化物イオン1290mg、硫酸イオン828.0mg、炭酸水素イオン27.0mg、メタケイ酸64.3mg、成分総計3.283g29人が参考にしています