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投稿日:2014年11月19日
1200年前から湧く自噴泉 (白石湯沢温泉 旅館やくせん)
きくりんさん [入浴日: 2014年8月17日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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福島との県境に近い、白石湯沢温泉の一軒宿。白石には何度も足を運んでいましたが、こちらはまだ未訪だったので、日曜日の午前中に初めて寄ってみました。1200年前から湧く温泉ですが、泉温が低く長い間利用されていなかったのだとか(これにまつわる面白い伝説が、公式HPに出ています)。折角の素晴らしい温泉が、ただ川に流されているのが惜しいと、現在の館主が平成6年に再建。宿名は、万蔵稲荷神社の宮司が名付けた「薬泉」をひらがな読みにしたそうです。
四季折々の花木に囲まれる、落ち着いた佇まいの和風旅館。入浴料は500円です。玄関から真っ直ぐ廊下を奥に進むと、左側に男女別の大浴場。浴室は新しく、左側の洗い場に5人分のシャワー付きカランがあります。シャンプーやボディソープも完備。11人サイズのタイル張り木枠内湯には、無色透明のナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉(源泉名: 湯沢温泉)が、かけ流しにされています。源泉35.8℃を、湯温40℃位に加温。PH8.4で、肌がツルツルする浴感です。窓の外には、苔むした日本庭園。ほとんど貸切状態で、まったりできました。
なお、男女別大浴場を出て奥に進むと、飲泉場があります。口に含むと石膏臭がして、まろやかな味でした。
主な成分: ナトリウムイオン206.1mg、カルシウムイオン145.0mg、硫酸イオン667.5mg、炭酸イオン8.3mg、メタケイ酸32.9mg、蒸発残留物1173mg19人が参考にしています
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