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国道168号線の旧道を生駒から王寺方面に進んでいきますと、左折指示の青色看板が出ています。少し坂を登ったところにあるかんぽの宿です。ここのところ廃業が多くなってきているかんぽの宿ですが、こちらは元気みたいです。
受付横に券売機ができていました。こちらでチケットを購入してフロントに提示する形式です。そこから奥の方に進んでいきますと、つきあたり付近に畳敷きの簡素な休憩室。そこから左に折れた先にお風呂があります。
内湯のみで、浴槽は42℃の大浴槽。それから5~6人くらい用の檜の寝風呂です。寝風呂は40℃ほどで塩素臭は弱め。浴感なしです。泉質は33.6℃の単純泉でpH8.3と弱いアルカリ性です。庭を見ながらのんびりといったところで、特に寝風呂はじっくりと楽しめるのでお勧め。アメニティは資生堂の3点セットです。
どうしても近くの「音の花温泉」のゴージャスな露天風呂に目が行きがちですが、こちらもなかなかどうしてといったところ。もう少し温泉の個性が出てくれれば言うことなしですが、こればっかりは自然のものですし仕方ないかも。寝風呂はここだけのオンリーワン的な設備ですし、こちらを目当てに訪問してもいいかなといったところです。1人が参考にしています