-
国道1号線を四日市方向から行きますと、「伊勢大橋」という橋を渡ります。それの東詰の信号を右折しまして、1つ目の交差点を左折するとすぐに出てきます。共同浴場でして、隣に駐車場もあるのですが埋まっていることが多いです。その場合は西の用水路を挟んだ倉庫か北のグラウンドが臨時駐車場として使えますので、あきらめずに番台に声をかけてみるといいでしょう。私は国道1号線を通過する際は、時間がフィットしましたら必ず立ち寄っています。この3か所の駐車スペースでアウトになったことはありません。
桑名市が所有している施設だそうで、地元の方々による運営です。番台形式で料金は100円。脱衣所はそれなりで、鍵つ咲きロッカーもあります。備品としましてはテレビと扇風機があります。
浴室は中央に小判型の浴槽、中の段がちょっと複雑になっていまして洒落ています。ここにお茶の出がらしのような温泉が投入されています。加水のみのかけ流しです。長島温泉R16・R17混合泉だったかな。番号は1つずれているかもしれません。単純泉ですが、モール臭が明らかで、力感ある温泉だと思います。大がかりな観光施設には見られない「温泉の真髄」がここにあると思います。
カランはありますがシャワーはありません。当然ながら石鹸類の備品もありません。地元の人は浴槽から湯を汲んで利用している人が多かったです。ちなみに熱い方のカランは源泉です。
「長島温泉のウルトラ真髄」たる大島の方が地元専用になってしまった現在では、こちらが外来向けで湯を楽しませてくれる数少ない共同浴場かと思います。末長く現在の形を続けてもらうには、外来のマナーも重要かと思います。「分けて頂く」気持ちで譲り合ってマナーよく楽しんでもらいたいなぁと思います。17人が参考にしています