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JR伊東線の伊東駅から、徒歩で約8分。伊東温泉の中心地、松川沿いに佇む大型温泉ホテル。2つの大浴場はもちろん、併設のプールや全ての客室まで温泉を供給できる、8本の源泉を持つ宿でもあります。
平日の午後、日帰り入浴してみました。入浴料1080円はフロントで。玄関から右手のエレベーターを使い、4階へ上がると大浴場「湯源郷」があります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤー完備。浴室に入ると、左側にシャワーブースと12人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、海藻系と馬油系です。右側に、28人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉(源泉名:玖須美1号泉・玖須美5号泉・玖須美6号泉・玖須美12号泉・岡97号泉・鎌田9号泉)が満ちています。源泉52.5℃~26.5℃を、加水なし・加温ありで、42℃位で供給。PH8.6で、やや肌がスベスベする浴感です。大きな石櫃の湯口で、蓋の穴から切込を伝って注がれます。口に含むと、円やかでちょっぴり塩味。湯口からのかけ流しと、槽内では循環濾過をする併用式です。消毒もありですが、塩素臭は気になりません。窓から伊東市街と小室山を眺めつつ、まったりできました。
続いて、外の露天風呂「昇陽」へ。10人サイズの石造り浴槽で、湯温は40℃位。囲まれていて、こちらからはあまり景色は望めませんでした。湯量豊富な宿だけに、源泉かけ流し浴槽が大浴場に無いのは残念。ちなみに、客室のお風呂はかけ流しとのこと。やはり、泊まるのがベストということなのでしょうか。
主な成分: ナトリウムイオン317.8mg、マグネシウムイオン10.8mg、カルシウムイオン44.8mg、塩化物イオン426.5mg、臭化物イオン0.1mg、硫酸イオン184.8mg、リン酸水素イオン0.6mg、炭酸水素イオン77.1mg、炭酸イオン1.7mg、メタケイ酸57.4mg、メタホウ酸3.2mg、総成分1.133g19人が参考にしています