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「日本一恥ずかしい露天風呂」と言われる川湯、以前は混浴の内湯だった上湯(現在は男湯で、女湯は静泉荘の中)と並ぶ、満願寺温泉にある3つの共同浴場の1つ。以前は「満願寺温泉館」というコンクリート造りの建物でしたが、2016年12月に木造の「満願寺温泉共同浴場」としてリニューアルしています。平日の午後、利用して来ました。
まだまだ真新しい湯屋なのは、地域の方や訪れる温泉ファンにも大切にされているためでしょうか。入浴料200円は、入口の料金BOXへ。通路の左右に、男湯と女湯が2つづつあります。
先ずは、左側の大きな浴室へ。棚だけの脱衣場には、ドライヤー無し。湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、右側に3人分シャワー付カランがある洗い場。共同浴場なので、石鹸などのアメニティはありません。
奥に、くの字型タイル張り石枠内湯が二分割され、いずれも無色透明の単純温泉(源泉名: 満願寺温泉)が、源泉かけ流しにされています。ザブンと浸かると、ものスゴイ勢いでオーバーフロー。泉温42.8℃を、奥の7人サイズの方は湯尻で41℃位、手前の上り湯と書かれた3人サイズの方は42℃位で供給。PH7.1で、やや肌がスベスベする浴感です。2つの浴槽は、湯面は繋がっています。ずっと貸切状態で、まったりできました。
帰りがけに折角なので、右側の小さな浴室も。こちらも棚だけの脱衣場で、ドライヤーなし。最初貸切風呂かと思いましたが、鍵はかけられません。浴室に入ると、右側に1人分のシャワー付カランがある洗い場。やはりアメニティなし。左側に2人サイズのタイル張り石枠内湯があり、湯温は42℃位です。こちらもまた、ずっと貸切状態でした。
平日で時間帯が良かったのか、静かに満願寺温泉を満喫できて、とても良かったです。なお、休憩室の壁に鉱泉分析表があり、上記の泉質や泉温はそこから引用しましたが、昭和37年のものだったので参考までに。23人が参考にしています