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田園風景が広がる中に佇む、ノスタルジックな湯治宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。入口の外に、お客さんの靴が並んでいます。入浴料は300円。駄菓子や食品が陳列された受付の先に、ソファのある少し広いスペース。右の部屋には食堂、奥に宴会場もあります。右奥の「浴室への通路」と書かれた引戸を開け、右曲がりに進むと、ゲームコーナーのあるスペースに出て、右側に男女別浴室。扉のマークがトイレみたいなので、最初は勘違いして通り過ぎてしまいました。100円返却式の鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場。中に入ると、4人分のカランがある狭い洗い場で、シャンプーと固形石鹸は備え付け。その向こうに、タイル張り石枠三連内湯があります。手前は、2人サイズのサウナ用水風呂。真ん中は、3人サイズのジャグジー。こちらは湯温42℃位で、水風呂もそうですが、共に青みがかった透明色をしています。奥は、6人サイズの主浴槽。透き通った黄褐色の単純弱放射能冷鉱泉(源泉名:千代田温泉)が満ちています。源泉16.6℃を、39℃位に加温。PH6.5で、さらりとした浴感です。口に含むと無味無臭でしたが、浴槽のお湯は蒸した藁のような匂い。お年寄りの先客が上がられた後、貸切状態でまったりできました。宿泊料金は、一泊二食付きでなんと2,625円~なのだそう。安すぎです!!
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