-
奈良時代に湧き始めたと伝わる女鹿平温泉に建つ、スキー場併設の一軒宿。土曜日の午後、日帰り入浴して来ました。入浴料650円(入浴のみ)と引き換えに、無料の鍵付きロッカーキーを受け取るシステム。ロビーの突き当たりが、男女別大浴場です。浴室に入ると、まず8人サイズの石造り内湯。無色透明のアルカリ性単純温泉[源泉名:女鹿平(熊の川)温泉 2号井]が、満ちています。源泉26.0℃を、40℃位に加温。PH8.9で、やや肌がスベスベする浴感です。続いて、外の露天風呂へ。大きな日差しの付いた半露天。左手に、8人サイズの石造り浴槽があり、湯温は41℃位。右手には、4人サイズの岩風呂があり、こちらは湯温40℃位でした。湯口の湯を、口に含むも無味塩素臭。景色は見えなかったのですが、よく温まりました。スキーやスノボの後にも、良さそうですね。名物の切り株風呂が見当たらなかったのでフロントに尋ねると、老朽化のため男湯のものは撤去した(女湯には有り)とのこと。そういえば、玄関前の左側にその切り株風呂が置かれていました。となると、クアガーデン利用でスカイデッキにある切り株風呂に水着着用で入るか、宿泊して男女入れ替えになったところで入るか、どちらかになるそうです。約4万5千年前の巨木をくり貫いて作った切り株風呂に、一度は入ってみたいものです。
15人が参考にしています