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投稿日:2018年8月31日
展望大浴場で美肌の湯 (美又温泉国民保養センター)
きくりんさん [入浴日: 2017年10月15日 / 2時間以内]
44.0点
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江戸時代末期の元治元年(1864年)に開湯した美又温泉に佇む、昭和44年に開業した公共の温泉施設。六角形で出窓が付いた鉄筋4階建ての新館が特徴的で、美又温泉といえばここを目指して訪れる人も多い、まさにランドマーク的存在でもあります。ここのツルツル湯が恋しくなって、日曜日の午前中およそ9年ぶりに利用して来ました。
以前は宿泊もできたのですが、平成27年にリニューアルして日帰り温泉施設へ。どうやら客室が有料の休憩室に変わっているだけで、看板や外観は以前と変わらないというか、今見ると若干レトロっぽい感じさえして不思議です。
入浴料500円は券売機で。左手奥のエレベーターに乗り、3階の男湯(女湯は4階)に向かいます。棚にプラ籠と100円返却式ロッカーが並ぶ広い脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に13人分のシャワー付カラン(うち1つはシャワーなし)がある洗い場。アメニティは一般的なもの。ちなみに、シャワーやカランのお湯も温泉です。
窓際に16人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 美又温泉)が満ちています。泉温41.6℃を、加温して42℃位で供給。PH9.8で、肌がヌルヌルスベスベする浴感です。加水なし、循環・消毒あり(次亜塩素酸ソーダ使用)ですが、消毒臭は気になりません。湯口の湯を口に含むも、無味無臭。浴槽の縁に沿って段差があり、腰掛けられるのもいいですね。
左側に、3人サイズのジャグジー浴槽もあり、こちらは湯温40℃位。窓からは、美又温泉街と川のせせらぎを望む景色です。朝一だったので、少しの間だけ貸切状態で美肌の湯を満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン61.2mg、カルシウムイオン2.0mg、フッ素イオン3.3mg、塩素イオン20.0mg、水酸化物イオン2.6mg、硫酸イオン14.9mg、炭酸イオン45.1mg、メタケイ酸イオン81.9mg、メタホウ酸イオン0.3mg、成分総計0.23g27人が参考にしています
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