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国道42号線から日置大橋交差点を曲がり、県道37号線で日置川を20分ほど上っていったところにあります。川沿いにある温浴施設で、食事処や温泉を汲む施設もありました。
お風呂ですが、脱衣所にいても分かるくらいにきっちりとした硫黄臭が特徴です。浴室も浴槽も13角形という変わった形状でして、何かしら13に意味があるのかどうなのかわかりませんが、珍しいレイアウトではあります。内湯のみで浴槽も1つとシンプルそのもの。温泉はアルカリ性単純硫黄温泉という泉質で、0.157g/kg、37.2℃、190L/min、pH9.5というスペック。弱いですがくっきりとした硫黄の香りが特徴的です。少し加温してのかけ流しと見え、浴槽内では41℃ほどになっています。投入量、オーバーフローともに多かったです。浴室はモンゴルのパオみたいな感じでして、窓は大き目ですが締めきっているようです。ただし、外気導入パイプから勢いよく冷風が吹き込んでいましたし、煙突効果もあるので換気は問題なし。アメニティはスーパーで売っている家庭用のものが使われていまして、カラン、シャワーともに温泉というのもうれしいところです。
かけ流しの魅力十分の施設かと思います。日置川を見ながらののんびりとした入浴は、時間がたつのも忘れてしまうようでした。単純硫黄泉らしさがしっかりと出ていて好感が持てますね。特に冬場にうれしいところかもしれません。また来たいと思います。26人が参考にしています