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本宮の帰りに立ち寄った十津川村の温泉です。十津川温泉の中心にありまして、立体駐車場に車を停めて1分ほど歩くと玄関です。この立体駐車場は、受付で駐車券を提示しますとヘルプが受けられます。玄関からは階段を下りていきます。途中足湯やら飲泉所やら、村のPRに一役立ちそうな内容がひしめき合っています。
受付でお代を支払い入浴です。「庵」というだけあって、かなりこじんまりしたお風呂です。脱衣所は3人同時使用で窮屈かなと思います。窓のなく暗い印象ですが、木をふんだんに使って温かみを出しています。浴室もシンプルで洗い場3基(これも温泉)に浴槽1つです。この浴槽ですが、浴室全体の床面積の半分以上を占めていまして、これはかなりの占有率だと思います。まろやか硫黄臭のナトリウム-炭酸水素塩泉のかけ流しです。とはいいましても温度調節のための加水はあります。十津川らしくきちんと湯の主張がされてくる「ぬかりなくいい湯」だと思いました。湧出量が豊富だからなせる業でしょうね。改めて脱帽です。
十津川村営の公衆浴場はどこも気軽に入れる敷居の低さが魅力だと思います。こちらもその例にもれず、観光客といった一見さんにも使いやすい「安牌」的な施設だと思います。十津川温泉の入門としてもお勧めできますね。4人が参考にしています