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下北山スポーツ公園「きなりの郷」内に建つ、下北山温泉の日帰り入浴施設。平日の午後、利用して来ました。
奥吉野に伝わる民家を取り入れたという、立派な建物「きなり館」。入浴受付は、正面玄関を入ってすぐではなく、土産物売場の先へ進んだ、大浴場の手前です。入浴料は通常600円(今回は、JAFの会員特典利用で、100円引の500円で入浴)。天然木造りの「槇の湯」と、自然石造りの「栃の湯」という、二種類の大浴場があり、男女日替わりです。
この日、男性は左側の「栃の湯」。100円返却式のロッカーが並ぶ脱衣場。ドライヤーもあります。浴室右側に、シャンプーやボディソープ完備の洗い場。升型のかけ湯槽の向こうに、10人サイズの石造り内湯があり、うっすら黄褐色のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(源泉名:下北山温泉 きなりの湯)が満ちています。源泉26.4℃を、41℃位に加温。肌がツルンツルンの浴感です。循環濾過ありで、若干塩素臭も感知。隣には、6人サイズのジャグジー浴槽。こちらは、湯温42℃位でした。また入口の左手に、2人分の打たせ湯もあります。ちなみに、サウナ用水風呂も温泉でツルンツルン。
続いて、外の露天風呂へ。屋根付きアプローチの先に、10人サイズの岩風呂。湯温は40℃位です。玉砂利が敷かれた、歩行浴槽に繋がっています。山々の景色を眺め、ほとんど貸切状態でまったりできました。帰りがけに売店で、木のひもで編んだかごを購入。村の人が作る一点物だそうで、あれば要チェックです。
主な成分: ナトリウムイオン492.4mg、カルシウムイオン29.0mg、フッ化物イオン9.2mg、塩素イオン244.2mg、炭酸水素イオン966.4mg、メタケイ酸93.5mg、遊離二酸化炭素47.6mg、成分総計1.906g10人が参考にしています