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投稿日:2015年2月2日
良泉健在 (入之波温泉湯元 山鳩湯(しおのはおんせん))
きくりんさん [入浴日: 2014年10月24日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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大台ヶ原の北麓、大迫ダムの斜面にへばり付くようにして建つ、昭和48年に開業した、入之波温泉の一軒宿。平日の昼頃、およそ5年ぶりに、日帰り入浴して来ました。宿の上の4台分しかない駐車場に車を停め(前回は道脇に路駐)、屋根が付いた階段を下りて行きます。靴を脱ぎ、入浴料800円は受付で。左手の階段を下りると、途中に温泉汲み場や休憩室があるフロア。更に階段を下りると、コインロッカーの先に男女別の大浴場があります。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場。ドライヤーは無料です。浴室右側に、3人分のシャワー付きカラン。シャンプーやボディソープも完備。左側に、18人サイズのL字形杉丸太造り内湯。茶色く濁った、ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩泉(源泉名:入之波温泉山鳩湯)が、かけ流しにされています。源泉39.6℃を、そのままの湯温で供給。PH6.6で、少しキシキシするような浴感ですが、上がるとしっとり肌スベになります。以前は、高いところから塩ビのパイプでジャバジャバ注いでいた湯口が、アクリル板でカバーされ、打たせ湯禁止と表示されていました。口に含むと、旨じょっぱい(以前は、もっと甘味も感じられ、ガブガブ飲んでしまった記憶があります)。浴槽の縁が黄土色の析出物で覆われ、木造りだか何だか分からない位です。
続いて、外の露天風呂へ。6人サイズのケヤキ造り浴槽があり、湯温は37℃位。内湯からオーバーフローした湯が、注がれています。さらにオーバーフローした湯は、そのまま湖へ。湖と鉄橋を眺めつつ、幸運にもほとんど貸切状態で満喫できました。そういえば、内湯と露天のどちらの浴槽の縁も、以前はもっとこってりスケールが付着。今より重厚感がありましたが、削ったんでしょうか?その分、ちょっと違った印象に映りました。
主な成分: ナトリウムイオン570.0mg、マグネシウムイオン38.0mg、カルシウムイオン190.0mg、鉄(Ⅱ)イオン1.4mg、塩素イオン920.0mg、炭酸水素イオン2127.0mg、メタケイ酸142.0mg、遊離二酸化炭素142.0mg、成分総計4.24g17人が参考にしています
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