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犬鳴山温泉の駐車場からもう少しだけ南に府道を進んでいくとあります。府道から駐車場にそれていくときに「落ちていく」感覚が凄いところです。このあたり、運転の上級車でなければ難しいかもしれません。また、車高の低い車ですと必然的にアウトかも。
階段を上がった最上階で受付を済ませて、一番下の階まで下りていきます。お風呂は内湯のみで浴槽も1つ。お世辞にも「整っている」とは言いかねるところですが、ここの湯はかなりの質の高さです。単純硫黄冷鉱泉で0.786g/kg、pH8.58、13.7L/minというスペック。浴槽内では42℃ほどでつるつる感はしっかりと感じられます。常時源泉が投入されていますし、オーバーフローもしっかりとあります。化粧水のような肌合いの湯でして、うっすらと白濁しています。当日は湯の華は少な目でした。白と黒の湯の華でした。
ここは浴後の清涼感がなかなかいい感じではあります。湯温自体は高いですし、浴室や脱衣所も冷房とかないですから、結構汗はかくのですが、泉質特有なのかな、清涼感はなかなかのものです。もちろんすこぶるいい湯ですし、シーズン問わず楽しめるところではありますが、暑い季節でも十分に堪能できるところかなと。6人が参考にしています