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犬鳴山温泉の駐車場からもう少し南に登っていきます。左にそれる細い道を下りていくのですが、ここは相変わらずの急斜面+穴だらけということで、要注意です。お風呂以外にも上の階で釜飯なんかもいただけたりします。
浴室は内湯のみ、浴槽も1つとシンプルそのものです。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で16℃、1395mg/kgの湯ですが、分析表が40年ほど前のものでして、今では多少なりとも変わっているような気がします。浴槽内では41℃くらいに加温されていまして、底部から熱い湯、上の蛇口からは源泉と思わしき水が投入されています。ローションのようなつるつるとした感じは健在で、うっすら白濁あり。匂いは特に感じませんでした。オーバーフローもしっかりとしていますし、白と黒の綿毛のような湯の華が舞ういい湯だと思います。
施設が何分にも古く、ちょっとマニアックな感じのところではあるのですが、大阪南部を代表するいい湯には違いありません。季節を問わず楽しめると思いますが、温浴槽のみですので冬場がいいのかなとも思います。13人が参考にしています