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犬鳴山温泉街を縦貫する府道沿いにある日帰り施設です。ただし、府道から駐車場まではでこぼこ道の急坂を下っていかなくてはならないので注意が必要です。
ちょっとボロボロの建物ですが、こちらが湯元だったりします。脱衣所には鍵付きのロッカーはありません。
浴室もシンプルで、温浴層が1つだけ。泉質は昔のと最近のと両方の分析表が掲示されていまして、内容はちょっと異なります。旧はナトリウム-炭酸水素塩泉で現在は単純硫黄冷鉱泉となっています。0.775g/kg、13.7L/min、pH8.80、18.3℃の湯です。ローションのような粘性を感じまして、これがびっくりするつるつる感ですね。まとわりつくような感じです。41℃の加温かけ流し。投入量は少な目で、白色と黒色の湯の華が見られます。浴後の汗の吹き出しも多めで、なかなかに温まりますね。この辺りは湯の質というよりかは、ムシムシしたような浴室の構造に由来しているのかもしれません。
顕著なつるつる感は一浴の価値ありといったところ。ちょっと施設面ではいたみもありますし、色々と好みが分かれそうなところではあるのですが、何かにつけ多少の耐性のある方にはお勧めできるところかなと。一度試してもらいたいですね。19人が参考にしています