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大阪側からですと、犬鳴山の温泉街の方に行きまして、み奈美亭との別れ道は右、温泉街の駐車場を超えたら左の幅1台分の狭い下り坂を落ちていきます。道がボコボコですので車高の低い車は無理かもしれません。お金を支払って温泉街の駐車場に停める方がいいかも。
こちらからですと裏口に当たるのですが、そこから入っていきまして、階段を昇った先に受付があります。ここでお代(700円)を支払って再び下のお風呂に移動します。
お風呂はシンプルに浴槽が1つだけ。ガラス越しに対岸のホテルが見えますが、それはホテルからもこちらが見えるという意味か?田舎ならではの開放感もなく、いい湯それだけとなっています。以前訪問した時は湯がきれいでしたが、今回は少しだけですが毛が浮いていたのと、白い浮遊物(湯垢?)が多めに見られました。これは湯の華かもしれませんが、以前訪問した時は黒い湯の華が云々というお話を管理人さんとしたのを思いだし、とりあえず洗面器を使って除去しました。湯があふれ出すポイントは浴槽内の脱衣所側の一角のみですので、そこに浮遊物を集めてオーバーフローで消し去ります。10分ほどそうこうしていますと、ようやくクリーンな状態になりまして、以後は快適に入浴できました。つるつる感が強いのと、蛇口から少しだけ出てくる湯は硫黄の香りがしっかりしているのが特徴で、まぁ管理とかは語るまでもなく、そのあたりはユーザー側で気を使わなくてはならない、山間の野湯や、管理が怪しい共同湯なんかもこんな感じですので、とりあえず10分ほど頑張れば何とかなりましたし、それはいいとします。開店直後の10時に訪問してこれですから、きっと加温のためのボイラー周辺のパイプ内面なんかが傷んでいるのでしょう。泉質はナトリウム‐炭酸水素塩泉で16℃、1395mg/kgとなっています。肌がツルツルする重曹らしい感覚で、加温かけ流しかなと。オーバーフローは結構多めですので新湯の投入はしっかりとなされていると思います。客に気を使わせるちょっと異質なところではありますが、いい湯だけを目当てに再訪したいところです。2人が参考にしています