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彦根城から琵琶湖方面に進んでやや北。すぐ裏が湖というロケーションにあるかんぽの宿です。お風呂は6階で、内湯のみ。さすがに眺めは抜群。琵琶湖方面から伊吹山地側までよく見えています。浴槽は2つありまして、1つは伊吹薬草風呂。2~3人用で42℃。袋に入った薬草が浮かべられていまして、湯の色は緑色でした。いい香りがしています。伊吹山は薬草の名産地とかで、山の麓には薬草風呂をテーマにしたような浴場もあったりするくらいです。隣は温泉の大浴槽で40℃くらい。「彦根千代松温泉」という源泉名で、32.8℃、pH8.93、0.60g/kgの単純泉です。湯使いは加水・加温・循環・消毒あり。浴槽内の印象としては浴感はなし。消毒臭は弱め。うっすらとあふれ出しがありまして、ゴミ類は抜けだしていきます。アメニティは旅美人の馬油の3点セットでなかなかのものでした。彦根界隈で気軽に温泉に入れるというのはここくらいのものかもしれません。ということで存在を抑えておいて損はないかと。観光ついでとかに立ち寄ってみてはどうでしょう。温泉よりも薬草風呂の方が値打ちありますが・・・。
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