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長野県内の濁り湯・日帰り温泉を探し、こちらを訪れました。
道中にある光景は雪が多く降ることを物語るものが多く、期待が高まります。
山からは何かの動物の鳴き声が響いてきて、山奥に来た気分を感じさせてくれました。
「ぬるめのお湯なので、ゆっくり入ってあたたまってくださいね」と受付の方に声をかけていただき、さらに期待は高まりました。
渡り廊下を進み暖簾をくぐると、脱衣場にはたくさんの籠があります。
混雑覚悟で入ったら、3、4人の先客がいました。
洗い場は4つ、全てシャワー付きです。カランとシャワーからの湯がぬるく(使っていないと冷たくなる説明は中に書いてあります)、この先の季節は使いにくそう。
しかしここには、そんな小さなことを一蹴してあり余るほどの赤く濁った素晴らしい温泉があります。
鉄のにおいがぷんぷんして、さらっとした感触の濁り湯です。湯船に入ると、湯の中の体が全く見えません。
湯温はぬるめで、長めにつかっていたいときにはとても良く、体がじんわりあたたまります。
メインとなる大きな浴槽の他に、2人ほど使えそうな寝湯(メインと同じお湯を引き込んでいます)、どう使うのかわからなかった1人用打たせ湯、大人2人は入れそうもない43~44度程の熱い白湯(無色透明無臭、温泉ではないそうです)がありました。
熱い白湯と赤い濁り湯を交互につかり、のんびり過ごしてしっかりあたたまることができました。
あれだけ鉄のにおいがするお湯でも、体ににおいは染み付いていません。
料金は\500-.、営業時間は19時まで、最終受付は18時半までです。男女別の暖簾前に無料貴重品入れロッカー有り。
女性用脱衣場には洗面所がひとつ、無料ドライヤーが一台有り。8人が参考にしています