国民宿舎鷹巣荘の口コミ情報名残湯

前の方の投稿で、25年3月末で一旦営業をやめるとの報がありましたので、名残湯に行ってきました。福井市街ではなく海の方、三国の南と表現した方がいいかもしれません。鷹巣海水浴場の少し南にありまして、国道から100mほど海側に進んでいきます。玄関の貼り紙には営業休止の案内があり、レストランは現時点で閉鎖されているようです。
フロントで入浴料500円を支払い階下へ。こちらにも案内が貼られていました。貴重品用の100円ロッカーが脱衣所外の男女共用ロビーにあるのが以前との違いですね。脱衣所のロッカーは鍵なしになります。
温泉は水蒸気もわもわの簡素ですが雰囲気ある内湯2箇所と、増設された露天風呂に使われています。と言いますか、これで全浴槽。単純泉のかけ流しでして、内湯は熱め(43℃)と中温(42℃)、露天は不感入浴を狙った40℃弱の浴槽となっています。うっすらと源泉の香りがしますが、浴感とかは特になし。ただ、湯使いがいいので満足感はあります。残念なのは施設の傷み具合でして、これが今回の一時休館、リニュアル後に再開というシナリオになったものと思われます。いたるところボロボロでして、湯以外のものを求める方はちょっと引いてしまうかも。今風に変わっていくのかなと思いますし、露天のセメントじゃりじゃりの浴槽も変わってもらいたいところ。お尻痛いです。ただ現代的になったとしても、湯使いの良さ、これだけは引き続き現在同様にお願いしたいところです。福井では珍しく、湯使いの良さを感じさせてくれる名湯ですから、このあたりは是非是非。