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投稿日:2015年8月29日
佐渡最古の湯 (新穂潟上温泉(にいぼかたがみおんせん))
きくりんさん [入浴日: 2015年5月24日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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朱鷺の里として親しまれる新穂の田園地帯に佇む、地域交流施設としての役割を担う日帰り温泉施設。日曜日の午後、利用して来ました。
こちらには、「熱の湯」と「さぎの湯」の2つの浴室があり、「熱の湯」の入浴料500円で両方入れます(「さぎの湯」だけだと、入浴料350円)。まずは、玄関から右奥の突き当たりにある、「熱の湯」へ。
棚に籐籠と縦長ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。梁が剥き出しになった高い天井の浴室で、右側には8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
20人サイズのタイル張り石枠内湯には、うっすら緑褐色のナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 新穂潟上温泉)が満ちています。源泉40.2℃を、加水・加温ありで、42℃位に調整。PH7.6で、肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありながら、塩素臭は気になりません。口に含むと、しょっぱい。右側に、ジャグジースペースが付いています。大きな窓から、日本庭園を眺めつつ、しばしまったり。
するとここで、「さぎの湯の準備ができました…」との館内アナウンス。ちなみに、もう1つの浴室「さぎの湯」は、午後2時からの営業となります。一度服を来て、受付向かいの廊下を、奥に進んだ先にある旧館へ。
こちらは、昔からある共同浴場「宝泉館」を残した浴室で、佐渡最古の湯といわれているのだとか。趣ある暖簾をくぐると、コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場。アナウンス後すぐ行ったのですが、地元の方々に人気のようです。
浴室の洗い場には、2人分のシャワー付カランもあり。5人サイズのタイル張り内湯には、無色透明の別源泉(分析書なし)が、満ちています。43℃位に加温されつつも、石組みの湯口から注がれ、そのままかけ流し。湯気がムンムンして、上がってもなかなか汗が引かないほど、よく温まりました。
「熱の湯」主な成分: リチウムイオン2.0mg、ナトリウムイオン3757mg、マグネシウムイオン120.2mg、カルシウムイオン137.1mg、ストロンチウムイオン2.2mg、鉄(Ⅱ)イオン3.1mg、フッ化物イオン3.8mg、塩化物イオン5654mg、臭化物イオン19.4mg、硫酸イオン966.4mg、炭酸水素イオン282.2mg、メタケイ酸10.8mg、メタホウ酸32.8mg、遊離二酸化炭素16.9mg、蒸発残留物10300mg15人が参考にしています
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