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秩父の横瀬川沿いに佇む温泉宿。土曜日の夕方、日帰り入浴してみました。宿の手前50mのところに、広い駐車場を完備。坂道を下りて行くと、突き当たりに大きな宿の看板。でも、ここはまだ建物の屋根の高さです。名前からすると、共同湯を連想してしまいますが、立派な観光旅館。その昔、不動明王が夢枕に立って霊泉の湧くところを示され、その湯の効能の評判が高いので不動の湯と名付けられたのだとか。コンクリートの螺旋階段を下りて行くと、宿の玄関に。進み過ぎると、秩父開運不動尊の方へ行ってしまいます。フロントで入浴料700円を払い、右へず~っと進むと男女別浴室。浴室には、6人サイズのタイル張り内湯が1つ。かなり透き通った、無色透明のアルカリ鉱泉が満ちています(昭和7年の分析表がフロント右上に掲示)。湯温は、42℃弱位。少しだけ、肌がスベスベする浴感。お湯の匂いを嗅いでみると、かすかに温泉臭がしました。パンチはないですが、意外と温まります。でも、入浴料700円はちょっと高いかな。窓を開けると、すぐそばに川のせせらぎ。貸切状態で、まったりできました。
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