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- 尻焼温泉の口コミ 関東では貴重な川の湯
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平家の落人が発見したと伝わる尻焼温泉。川底から湯が湧く長笹沢川を、人工堰で区切ったワイルドな野天風呂。平日の午後、訪れてみました。
関晴館手前の町営無料駐車場に車を停め、徒歩で向かいます。関晴館を過ぎ、更に100m程歩くと尻明橋(しりあきはし)。右奥に、ホテル光山荘が見えます。橋を渡って左折すると、左側に川原へ下りる道。川風呂入口の看板もあります。少し川沿いを歩くと、簡単な屋根が掛かる湯小屋。料金は無料です。
中に入ると、棚にプラ籠が並ぶ脱衣スペースもありますが、晴れていたので川原の石の上に脱いだ服を置く人も。6人サイズの石造り浴槽があり、無色透明のカルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物温泉(分析書なし)が、かけ流しにされています。湯温は44℃弱位で、肌がややスベスベする浴感。口に含むと、石膏臭がして円やかな味。小さな白い湯の花も、舞っています。
続いて、目の前の川の湯へ。一応サンダルと水着持参で準備万端でしたが、先客のおっちゃん数名は裸で入浴中。この雰囲気で海パン姿じゃ、逆に川遊びに来たみたいになっちゃうので、同じスタイルで入浴。川底の岩が苔でとても滑るため、湯に浸かった状態で移動。40℃~42℃位と適温です。常連さんらしき方が、「こんなに丁度いいのは滅多にないよ」と言っています。
熱い湯を探していたら、「対岸奥の三角岩の下が熱い」と教えてもらい、行ってみると44℃弱位の湯が足下湧出。この他にも熱い湯が出ているところがありましたが、いずれも岩に苔が生えていないのが特徴でした。大自然に包まれ、しばしまったりも。川の中をあちこち移動していたため、上がっても汗が止まりませんでした。33人が参考にしています