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ついに来てしまいました。
四万まで来たら、やっぱりここは絶対入りたいお風呂。念願叶って、今回短い時間でしたが訪れました。
古びた外観から歴史の重みを感じます。他の観光客の方も盛んに写真に収めていました。人気ありますね。県の重要文化財に指定される玄関に入ると、そこはもうレトロな世界。受付の方がとても丁寧で親切でした。そして早速、『元禄の湯』へ。
浴場の扉を開けると、思わず「おおーっ」と声が出てしまいました。これが写真では何度も見た『元禄の湯』かぁ、素晴らしい!
アーチ窓から差し込む光の中、透明で美しいお湯がなみなみと浴槽に満たされています。川底100メートルから湧く源泉を自然冷却しているそうです。やや熱めですが、なんとやわらかく心地いいお湯か。絶品です。休日のお昼なのに他のお客さんがいなくて、贅沢にも独り占め。ちょっと感動してしまいました。
現在は5つの浴槽全て同温だそうですが、昔は温度の異なるお湯に順番に入浴する方法だったそうです。蒸し湯は少し落ち着かないですが、風変わりで面白かったです。
何度も浸かると、湯上りは何か香水でも付けたかのようなほのかな香りがしてまたビックリしました。
風呂上りには『元禄の湯』と『飲泉所』のスタンプも押し、赤絨毯を辿ってトイレにも行きました。宿に伝わる調度品が展示された『元禄の間』で、更にノスタルジーにも浸りました。日帰り入浴の限られた時間でも、すごく落ち着ける旅館です。
情緒あるお風呂を充分満喫しました。最高でした。2人が参考にしています